ちょっと比べるものがうつってないので、なんだこれは?と思われるかたもいるかもしれませんけど、これ、しおりです。
もちろん、女の子の名前ではなく、本の読みかけのところにはさんで目印とする、あの栞ですよ。
なので、それくらいのサイズです。
そして、これ、見る人がみたら、あれ?どこかでみたことあるデザインだなあと思われるかたもいるかもしれないですけど、予想通り、建築家のフランク・ロイド・ライトがデザインした栞なんですよ。
前にも、ライトの照明器具を取り上げたので、彼自身のことは、詳しくは書かないですけど、こんなものまでデザインしていたとは、という感じですかね。
名前は、『ツリーオブライフ ブックマーク』というそうです。
この複雑な模様というか形というかデザインは、ライト自身が設計したアメリカはニューヨーク州のバッファローにあるダーウィン・D・マーティン邸なる住宅の窓のデザインを再現したものらしいですよ。
(ダーウィン・D・マーティン邸については、本なんかだと、ここで写真をのせるかもしれませんが、ここでは、かわりに、ウィキペディアにて、高解像度の画像なんかもみれるようになっているみたいなので、リンクしておきますよ。)→Darwin D. Martin House
ただ、この栞、真ちゅうなので、栞のわりに、ちょっと堅いので、文庫本なんかの小さめの本というよりは、単行本やもっと大きなサイズのハードカバー本なんかにちょうどいいかもなあ、なんて思ったりしました。
なんていうか、海外の重たいハードカバーの豪華本だったりとか。。
しかも、この栞以外にも、違うデザインのものもあるみたいですね。
まあ、こんな変わった栞があるよという感じでのプレゼントなんかには、おもしろいかも。
あっ、あとは、電子書籍の時代になったりしたら、今のかたちの栞ということであれば、ほぼ必要なくなるわけで、そう思うと、せっかくだから、携帯のストラップなんかとして新たに使えないもんですかね・・・。
(この考えもライトの思想を冒涜しているといわれかねない考えですけど。。(汗))
でも、こういうのをつくろうと思いつく、思考力というかアイディア力というか、そんなことを僕の生まれるずっと前に亡くなった人が考えていたなんて思うと、なんだか、ほんと頭がくらくらしてしまいますよ。
★★グッズ名★★
MoMAツリーオブライフ ブックマーク
★★つくり人★★
フランク・ロイド・ライト
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