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六本木の住宅カプセル  


写真1

こんなものがヒルズの六本木通りに面した入口そばに置いてありました。(写真1)
まあ見てのとおりですけど、森美術館で現在開催されている「メタボリズムの未来都市展」の宣伝用のいまとなってはオブジェといってもいい住居ユニットです。
また知っているかたは知ってると思いますけど、これ、銀座というか新橋というか、今もあるはずの「中銀カプセルタワー」の住宅カプセルと同じものだったりします。


写真2

いちおう丸窓部分から中をのぞいてみました。(写真2)
なんだか建物の室内というより船室みたいなつくりですかね。
さすがに中には入れないようでした。


写真3

そいでこちらは上の2枚とは違う日にヒルズを訪れた時のです。(写真3)
その日は残念ながら雨だったので、あまりうつりよくないですけど、けやき坂通りをあの銀色タワーの展望台より眺めたものです。
ちょうどクリスマスイルミネーションらしきものもはじまっていたのでなかなか良い感じでしたよ。

そして、もちろんその日はこの展望台はおまけだったわけでして、本命は「メタボリズムの未来都市展」ですね。

とりあえずはらりと展覧会を見てみて思ったのは良い意味でも悪い意味でもなんだか、都庁とかどこかの区の施設内の展示室で開催されてそうな感じのものが大きくなった感じなのかもなあと。
(もしかしたら各施設や都市計画プロジェクトの内容については、いちおうこれでも建築学科出身なもので(汗)、過去の授業やら本や建築散歩などを通して見聞きしたことばかりだったのでそう思っただけかもしれないですけどね。)
あとはやっぱり大阪万博関連のコーナーは、気になっていたのでいろいろ興味深くみることはできたかもです。
ただどうしても、僕は大阪万博をタイムリーでは体験してないのでマンガと映画にもなった「20世紀少年」のいろんなシーンが頭をよぎりまくりでしたけどね。
そして、上でもふれた中銀カプセルタワーの紹介もあったカプセルユニットのコーナーも楽しかったです。
でも実は外に置いてあったあの白カプセルが個人的には一番興味深かったのかもなあなんて思ってみてみたり・・・。(あとは各エリアにあった「リキスツール」なる六角系のダンボール椅子、これ家にもなぜかあって小さい頃よくおもちゃを三角形のすきまに詰め込んでいたのでかなりなつかしかったです~。)

そんなわけで、この住宅カプセルを眺めていると、個人的には、このカプセルには実はタイヤがついてて(これは展覧会での黒川さんのアイディアみての希望ですけど)、キャンピングカーみたいな扱いできて、週末は観光地で暮らし、それ以外のときは都心の駐車場(笑)か、マンガ的な妄想ですけど、このカプセルがビル(中銀カプセルタワーのような感じの)にもがちゃりと合体して、ういーんと機械式の立体駐車場のようにカプセルが縦横無尽に動いて(しかもファサードが次々と変わりつつ。ただいつも動いているのでそこで住むとなればたいへんそうですが。。)眺めのよいマンション暮らしのような暮らしもできるという感じ(笑)のものができたら、これは不動産なのかそれとも車なのかという判断が人によってわかれそうで、そういう意味でもなんか楽しい感じになりそうだなあなんてちょっと妄想してしまった今回のエントリーでした。。

住所
港区六本木6

※この記事は、以前に「東京坂道さんぽ」で書いたものをこのサイトに移行したものです。日付は公開当時のものとしています。

ヒルズで雪みました。 / 「BURTON RAIL DAYS」

やっぱり見に行ってしまいました。。

六本木ヒルズにて先月開催された「BURTON RAIL DAYS」なるスノボイベントにです。
ちなみに僕はスキー派なのですが(汗)、それでもやはりヒルズのあの場所で開催されるということで、どんな感じのことになるやらという具合に、やっぱり気になってしまい、いてもたってもいられなくなり、雨にも負けず風にも負けず、ヒルズに向かうことにしました。
(でも家出るまでは寒そうだな~とけっこうグズグズしてたんですけどね。)

そんなわけで、上の写真はヒルズのあのアリーナに、なんとも大掛かりな特設コースが設置されていた様子など。
これにはびっくり。。
個人的には、都市のど真ん中にできた雪の坂だあ~なんてことまで思いつつ。(笑)

そして、アリーナにはいちおう屋根があるのにもかかわらず、雨と風がビュンビュンと吹き込む中、立ち見で有名ボーダーの方々の美技を堪能。
スノーボードのほうはあまり詳しくないので、ここではあまり書きませんけど、とりあえず、誰々が勝ったとか負けたとかそういうのはまったく気にすることなく、ただなんとなくこれは難しそうだなあとか、これはうまいねえという具合にかなり感覚的にみてしまいました。

行きの電車の中では、雨と風が強い日だし、人少ないだろうなあと思っていたので、現地でのこの人混み具合には、これまたびっくりという感じ。

最後は特設コースの全景など。
なんだか不思議な光景でした。

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