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汐留、採集講義/ 今和次郎・採集講義展

この前行ってきましたよ。
タイトルだけみてぴんときた方もいるかもしれないですけど、「今和次郎・採集講義展」にですね。

場所は新橋駅というか汐留駅のすぐそばにあるパナソニック汐留ミュージアムというところ。
写真のポスターにも書いてますけどね。
なのでこちらは入口横にあったものをぱちりと一枚。

それから会場内に入って展示物をいろいろと見させていただきました。
まあ一言でいえばスケッチうますぎです。
(人によっては南方熊楠のスケッチを彷彿とするとか展覧会の感想に書かれている人いたので、ほほうと、軽く検索してみると、たしかにその一面はありそうでした。)
そして、バラック装飾社に生活学や服装研究。
これらは、「考現学入門」でも掲載されてたものでしたけど、実際に現物を目の前にするとやっぱりなにか違う、という具合。(当たり前ですけど。)
そしてそして、これ知らなかったんですけど、彼はいちおう設計活動もしていたんですね。
でもまあこのことについては、(個人的には)当時の深刻な住宅不足などのおかげで(建築学科の先生でもあるので)仕方なくやられたのかなあという感じがしなくもないですし、今の住宅飽和状態の時代に彼が生きていれば、おそらくそういうことに手を出さなかったのかもなあ(まあ現に、今の大学の先生方でも設計活動しない人たくさんいますしね)とちょっと思ってみたり。。

そんなわけで、彼はブリコラージュ的作家でもあったのだなあと(勝手ながら)再認識した展覧会だったかもです。

それはさておき、いつもならここで終わるんですけど、今回はすこし続きがあって、会場内の同フロアから、旧新橋停車場駅舎がみえていたのでこちらもぱちりと。
ただそれだけではブログに載せません。(笑)
ウォーリーを探せじゃないですけど、中に意外な人たちの活動も写ってますのでよかったら探してみてください。

そして、外にはまだ雪が残ってました。
(そういえば今年は雪降ったのに写真なかったので記念にですね。。)

そんでもって、最後は今和次郎展の話はどこへやらという感じですけど、カレッタ汐留の最上階にのぼってみました。
ひさしぶりの東京湾景。

このあとは同じビル内にまった「アドミュージアム東京」なる場所にも興味本位でついでに寄ってみたんですけど、こちらもなかなかおもしろかったですよ。(しかも無料でした。)

というわけで、今回は今後の坂道ブログの活動に与える影響としては計り知れない内容のものに出会った散歩だったのですが、それ書いてるときりないので、ブログ記事的にはさらりと流して書いていますのであしからず。。

住所
港区東新橋1

※この記事は、以前に「東京坂道さんぽ」で書いたものをこのサイトに移行したものです。日付は公開当時のものとしています。

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