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メディア芸術祭作品展にはじめて行ってみる

メディア芸術祭と言ってもなんだそれ?と言う人もいるかもしれませんが、そういうイベントが六本木でひらかれていて、ついふらりと行ってきました。

メディア芸術祭は正式には「文化庁メディア芸術祭」といって毎年開催されており、アート、エンターティンメント、アニメーション、マンガの分野から作品を応募して表彰し優秀作を決めるイベントで、最後は今回展示会場となった国立美術館にてひらかれた作品展にて優秀作以上の作品が展示されるという流れになっているようです。
会場には休日ということもあって各展示物の前でひとだかりができるほど。
そこには学生らしき若者もいれば明らかにクリエーターっぽい人もいて、いろんな世代の人たちがいました。
ただ気になったのは、なんだか今の僕にはみんな静かすぎる。

そしてなにかに迷っているようにもみえる。
でもその不安感みたいな物の原因はわからずじまい。

そんなことをふつふつと思いながら、静かな人の波をかきわけて次々と作品をみてまわる。
おそらくまじめにひとつひとつみてまわると一日はかるくかかるとおもわれる数の作品がありました。

そんな中グーグルストリートビューの画像で構成されたロードムービー作品が気になりじっと30分くらいみいる。
解説をみると夜のない世界の物語とのこと。
そして国立美術館の室内も堪能。

この日はほかに、同じフロアで書道関係の展示もやっていて無料でみれるというのでみてまわる。
こちらはあまりに静かなフロアにづらりとならべられた文字が圧巻。
でも大半が達筆だったので意味はほとんどわからずじまい。
映像として記憶しておくのみ。

そして、この日はめずらしく都内でも大雪で、あたりはだいぶ白くなりだしていて、都心部からすこし離れた僕の家のまわりと同じく六本木でもばさばさと重たそうな雪が降っていました。
ちなみにそのあとミッドタウンにいくと、メディア芸術祭のアート部門で大賞をとったCycloid-Eというサウンドスカルプチャーなるものが実物大サイズで展示されていて、くねくねと意味不明の動きをしていました。

※この記事は、以前に「東京坂道さんぽ」で書いたものをこのサイトに移行したものです。日付は公開当時のものとしています。

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