自由が丘の新名所「自由が丘 デュアオーネ」と『窓ぎわのトットちゃん』の意外なつながり







昨年の10月、自由が丘の「ピーコックストア自由が丘店」跡地に「自由が丘 デュアオーネ」ができたことで話題になっていましたけど、このまえ現地を歩く機会があったので、今回は「自由が丘 デュアオーネ」についてふれてみたいと思います。

[「自由が丘 デュアオーネ店」とは?]


写真1

自由が丘の新しいランドマークとして注目を集める「自由が丘 デュ アオーネ」は、東京都目黒区自由が丘にある新しい商業施設です。2023年10月20日にオープンしました。この施設は、日常を少し豊かにする食や雑貨、広々としたテラスなどが特徴です。

施設内には、ピーコックストアや様々な専門店が入っており、食事やショッピングを楽しむことができます。
ピーコックストアは産地、鮮度、旬にこだわった生鮮品、オーガニック、低糖質など厳選された商品が揃い、地元の人々に愛される存在となっています。

また「自由が丘 デュ アオーネ」は建築デザインのほうにも力を入れており、設計は山﨑健太郎デザインワークショップ+イチケン(実施設計)、施工はイチケンとのこと。
建築系専門誌「商店建築」では「JIYUGAOKA de aone」という、英語表記のしゃれた建築名で取り上げられていましたね。

フロア構成は以下のようになっていました。
屋上階:富士山が見える眺望スポット「Harappa(はらっぱ)」
4階:ペントハウス
3階:テラスとレストラン
2階:専門店が軒を連ねる「パサージュ」
地下1階・1階:ライフスタイル・食の「マルシェ」
地下2階:ピーコックストア


写真2

3階のテラスの様子です。
なお、この日は屋上階「Harappa(はらっぱ」にも訪れてみましたが、残念ながら富士山は見えませんでした。





【JIYUGAOKA de aone】コンセプトムービー(youtube/イオンモール)

youtubeにて、自由が丘 デュアオーネ(JIYUGAOKA de aone)のコンセプトムービーも公開されていたので、リンクしておきますね。
自由が丘 デュアオーネがどんな感じかも含めて、運営側が今後どういう施設にしていきたいかもなんとなくわかりそうな動画でした。

[『窓ぎわのトットちゃん』と「ピーコックストア 自由が丘 デュ アオーネ店」の関係について]

タイトルでもふれたとおり、現在、「 自由が丘 デュアオーネ(JIYUGAOKA de aone)」が建つ場所には、かつて黒柳徹子さんが通ったトモエ学園があったそうです。トモエ学園は、1945年の東京大空襲で焼失してしまいましたが、その後も多くの人々の記憶に残り続けています。

そして、黒柳徹子とトモエ学園といえば、『窓ぎわのトットちゃん』が有名ですよね。

『窓ぎわのトットちゃん』は、黒柳徹子さんによる自伝的物語で、1981年に出版されました。この本は、黒柳さんが幼少期に通ったトモエ学園でのユニークな教育体験を描いており、累計発行部数は2500万部を超える大ベストセラーとなりました。トモエ学園の校長先生や個性的なクラスメートとのエピソードが、温かくも感動的に綴られています。

そんな『窓ぎわのトットちゃん』の舞台となったこの場所に、新たな生活の拠点として 「自由が丘 デュアオーネ(JIYUGAOKA de aone)」がオープンしたことは、歴史と現代が交差する特別な意味を持っているともいえそうですね。


写真3

現地にあった自由ケ丘学園とトモエ学園の記念碑です。

せっかくなので、抜粋させていただくとですね、
『1928年(昭和3年)、手塚学衛は、泉湧き老松を仰さみるこの丘に、小学校と幼稚園を創設、「自由ケ丘学園」と名づけた。「自由が丘」の駅名と地名は、この学園名に由来する。手塚は大正から昭和にかけ、「自由教育」を唱導し、この地に理想の結実をめざしたが、1936年秋、志半ばにして没した。
1937年、小林(金子)宗作は手塚のあとを受け、ここに「トモア学園」をおこし、「リトミックによる創造教育」を実践した。1945年、戦災により学園は焼失したが、戦後幼稚園は復興し、1963年、小林の死去に至るまで、その教育は続けられた。
私たちこの地に学び育まれた者は、ここに行なわれた教育が、時をこえて生き続けることを願い、恩師への敬愛と感謝の思いをこめて、この碑を建てる。』
とありました。

自由が丘の地名と駅名は、自由ヶ丘学園の名称に由来していたんですね。
自由ヶ丘とトモア学園の関係、興味深いですね。





映画『窓ぎわのトットちゃん』予告 <12月8日(金) 公開>(youtube/東宝MOVIEチャンネル)


映画『窓ぎわのトットちゃん』あいみょん「あのね」主題歌PV<12月8日(金)公開>(youtube/東宝MOVIEチャンネル)

最後は、2023年12月と半年ばかり前に公開されていたアニメ映画『窓ぎわのトットちゃん』の予告動画がyoutubeにて公開されていました。
運営人はこの記事を書くまで、この映画のことは知らなかったので、びっくりしましたね。
映画は、タイトルのとおり『窓ぎわのトットちゃん』を原作として、「ドラえもん」シリーズなどを世に送り出してきたシンエイ動画がアニメーション制作を手がけ、「映画ドラえもん」シリーズの八鍬新之介が監督を務めたそうです。

以上、「 自由が丘 デュアオーネ(JIYUGAOKA de aone)」と『窓ぎわのトットちゃん』の意外なつながりについてでした。

地図

関連リンク:
→  JIYUGAOKA de aone(自由が丘 デュ アオーネ)
→  映画『窓ぎわのトットちゃん』公式サイト
→  自由が丘の交差点 -archiclue.










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ブラッド・ピット主演映画「F1」のティーザー映像が世界初披露される







ハリウッドのスター俳優、ブラッド・ピットが、ベテランドライバーとしてF1に復帰する姿を描くApple Original Films制作の新作映画「F1」のティーザー映像がF1イギリスGPの決勝当日(日本時間7月7日の22時30分)に世界初公開されましたね。

[映画について]

この映画は、ブラッド・ピットが元F1ドライバーのサニー・ヘイズを演じ、架空のチーム「APXGP」に所属し、再びレースに挑むさまを描いています。
10のF1チームとそのドライバー、FIA、レースプロモーターを含むFormula 1®およびF1コミュニティとのコラボレーションで制作。
プロデューサーには『トップガン・マーヴェリック』の製作陣が再結集し、F1ドライバーのルイス・ハミルトンの制作会社ドーン・アポロ・フィルム(Dawn Apollo Films)も製作に加わっている本格的なF1映画です。

映画はIMAXカメラで撮影されており、F1版『トップガン』として期待されています。公開は2025年6月25日に世界、6月27日に北米で予定されています。

ブラッド・ピットは、F1イギリスグランプリの直前に来場し、映画の一部を撮影したことも報じられています。

[予告編]

予告編では、世界的ロックバンド・クイーンの名曲「We Will Rock You」をバックに、迫力のレースシーンの映像などが映し出されています。


F1 — Official Teaser | Apple TV+(youtube/Apple TV)
■内容紹介(youtubeより抜粋)
Starring Brad Pitt. In cinemas Summer 2025. https://apple.co/F1_

[SNSでの反応]

F1公式やF1ファンの方々による映画に関するポストについていくつか取り上げてみました。

以上です。

運営人自身がF1ファンということもあり(^^)、昨日のF1イギリスグランプリの直前に今回のディザー映像が公開されてびっくりしましたね。

建築関係の方々の中でも、F1ファンはけっこういることは運営人が知る限りでも経験上知っているので、今回いろんなメディアが取り上げている中、あえて取り上げてみました。

公開が楽しみですね。

関連リンク:
→ MUST-SEE_ First teaser revealed for Apple Original Films’ movie ‘F1’ _ Formula 1®
→  F1 – Apple TV+ Press









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テレビドラマ「正直不動産2」のブルーレイ・DVDが発売! 収録内容や脚本家情報など







「正直不動産2」のブルーレイとDVDがNHKエンタープライズから発売されましたね。


出典: PR TIMES

[正直不動産2とは?]

「正直不動産2」は、嘘のつけない不動産営業マン永瀬財地(山下智久)とカスタマーファースト命の月下咲良(福原遥)の名コンビが活躍する痛快ビジネスコメディードラマです。前作「正直不動産」の続編で、不動産業界の裏側やトラブル解決のエピソードを描いています。

[正直不動産について]

マンガ「正直不動産」を実写化したドラマです。物語は、嘘のつけない不動産営業マンとして知られる永瀬財地が、さまざまな不動産トラブルに立ち向かう姿を中心に展開されます。タワーマンション購入の落とし穴や家賃滞納問題、ワンルーム投資のリスクなど、リアルな不動産情報が盛り込まれています。

[ブルーレイ・DVD収録内容]

ブルーレイ・DVDの収録内容です。

第1話「帰ってきた不動産屋」
第2話「思いを伝える」
第3話「もしもピアノが置けたなら」
第4話「信用ってなんだ?」
第5話「善意の代償」
第6話「春よ来い」
第7話「禁断の果実」
第8話「無限ループ地獄」
第9話「神木という男」
最終話「正直不動産よ、永遠に」

収録内容は、第1話から最終話に加えて、特典映像にはオールアップ集、正直メイキング、風ダイジェスト、5分PRなどが含まれています。さらに、封入特典として特製ブックレット(20P)も付いています。
初回購入特典としてB6クリアファイルも用意されているそうです。

[原作・脚本家について]

原作者と脚本家については以下のとおりです。

原作:大谷アキラ(漫画) 、夏原武(原案) 、水野光博(脚本)、「正直不動産」(小学館「ビッグコミック」連載中)
脚本:根本ノンジ、清水匡、木滝りま
※NHKのホームページを参照しました。

[PR動画]

PR動画もyoutubeにありました。そのうち見られなくなるかもしれないですが、リンクしておきます。

内容紹介(youtubeより抜粋)
山下智久が演じる嘘のつけない不動産営業マン・永瀬財地と、福原遥が演じる月下咲良の名コンビが帰ってきた!不動産で悩む人々をあの“風”に乗って救います!特典映像も盛り沢山!
【出演】山下智久 福原遥 草刈正雄 ほか

以上です。

「正直不動産2」は運営人も楽しく全話見させてもらいました。(^^)
ドラマですが、不動産の実務でも役立つリアルな情報もちりばめられていて、色々とためにもなる内容でしたね。

また運営人の古くからの友人が不動産関係の営業マンを今もやっていて、そういう意味でもすこし思い入れが入ってしまったかも。(^^)

ということで今回はブルーレイ・DVDが販売開始(NHKのドラマではなかなか珍しいパタンのようです)ということで、ちょうどいい機会なので、おすすめドラマとして取り上げてみました。

参考記事:「正直不動産2」ブルーレイ・DVDが発売! _ 株式会社NHKエンタープライズのプレスリリース-PR TIMES
 









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ケン・フォレット「大聖堂-果てしなき世界」の備忘録







「大聖堂 果てしなき世界」(著者:ケン・フォレット)が出版されたのは、2009年(海外での発表は2007年)ですが、僕が読んだ時期は2016年の1か月半くらいなので、出版されてからずいぶんと時間が過ぎてしまっています(ちなみに、今回の記事の内容は他のサイトにて2016年7月に公開したものを情報が古くなったため一部修正して、こちらにて公開しています)。そして、このブログを書いている2019年というタイムスパンで見ると10年前に出版されたものとも言えます。ただ、この小説は歴史小説なので、読んでいて古く感じることは特にありません。

「大聖堂 果てしなき世界」は、1989年に発表された「大聖堂」の続編です。前作の「大聖堂」についてはずいぶん前に読了して内容もだいぶ忘れていましたが、その記憶とは関係なしにこの続編「大聖堂 果てしなき世界」は読むことができました。
(注:ウィキペディアに「大聖堂」のあらすじが書かれたページを見つけたのでリンクしておきます。→『https://ja.wikipedia.org/wiki/大聖堂_(ケン・フォレットの小説)

前作と今回の続編の共通することといえば、キングズブリッジというイングランドの架空の町、前作の登場人物である建築職人のトム・ビルダー、ジャック・ビルダーの末裔たちの話ということくらいです。時代も1300年前半から1360年代くらいを想定してします。普段僕は歴史小説のジャンルはほとんど読まないのですが、これだけは別格でした。700年ほど前の話にもかかわらず現代の僕たちと同じような生活がかつてあったことに驚きつつ、日本の時代劇のような美化された世界はいっさいないリアルな描写の連続で、複数の登場人物による果てしなき群像劇が繰り広げられ、時間を忘れてよみふけってしまいます。

ただ僕がこの小説をお気に入りにできたのは、なんといっても建築職人のマーティンがいたからだと思います。彼を中心にある意味建築的な視点からキングズブリッジという町の政治、経済、宗教、戦争、性風俗などとの距離感をはかりながら読み進めることができました。

またこの小説はそこだけではなく、カリスやグヴェンダなどの女性陣がいきいきと描かれ権力や宗教にもからんでくるという点でもおもしろいと思います。そういう意味では、イギリスで女性の首相がひさびさに誕生しましたが、その出来事ともどこかリンクしている気がして、現代との接点におもいをはせることもできる小説です。

とにかく、巻末に児玉清さんによる解説でも”一度飛びこんだら、もう絶対に抜けられない面白地獄”と書いているように、量は多いですが、読み始めたらあっというまにページが進むと思います。

そんなわけで、最近はAIやら自動運転やらとハイテク技術の話題が飛び交う中、建築にもこんなアナログの時代の物語があったことを(特に若い人には)忘れてほしくないと思い、このブログを読みにきてくれた方なら一度はよんでみてほしい小説だということで、紹介してみることにしました。

なお、「大聖堂 果てしなき世界」についても、ネタバレがたくさん載っていますが、ウィキペディアにあらすじが掲載されています。長編に慣れていない人(若い子は特に)は、このあらすじを読んでから本にチャレンジしてみるのもいいかもしれませんし、下記にリンクしている映像作品(「大聖堂」、および続編で今回取り上げた「大聖堂 果てしなき世界」については、海外でテレビドラマとして映像化もされています。ただ「大聖堂 果てしなき世界」については、日本語訳がついたDVDはでていないようですね。(泣))を観てからというのもありかもしれませんね。

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※以上が文庫本です(リンクしたのは電子書書籍ですが、紙の本は上・中・下それぞれがけっこう厚かったです)。









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『TOKYO BLACKOUT』+DVD







映画「大停電の夜に」とのコラボレーションで、「聖なる夜に東京中の灯りが消えた」という設定のもと、とあるトラブルによって大停電におちいった東京の風景を想定して写真家の中野正貴氏が撮りおろした写真集とのことです。
無人の東京を11年かけて取材したというなんともすごいうわさというか話まであるほどです。

そして、映画「大停電の夜」と連携させているということらしく、映画の映像をパシャパシャと画面保存した感のある写真の数々。
中には実際に映画のワンシーンを再現したようなものもありました。
なぜだかわからないけれど人のいない、無人、暗闇の東京の風景が記録してあり、東京の別の顔というか不思議な景色の数々が印象的でした。

昨今、電量不足のうわさが大きくなってますけど、この写真集や映画「大停電の夜に」で描きだされているブラックアウト後の東京はなんともおだやかで、これだったらちょっとくらい停電しても大丈夫なんじゃないかと思えるほどです。
それこそ電力会社の余計なうわさを僕らはなにも疑うことなく信じているだけなのかもしれませんね。







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なんだかなつかしい。







昨日あたりから深夜のラジオでビートルズ特集がはじまった。

そういえば、去年の10月くらいに「ビートルズ青・赤盤が世界再発売1、2位」というネットニュースをみて、ちょっとしたマイブームになってから半年以上がたち、今年に入ってからはまたしばらく聴いてなかったので今日ひさしぶりに、i-Tunesでこのアルバムかけてみた。

何歳だよ・・・と言われそうだけど、やっぱりすごく懐かしい。

僕が20代前半くらいだった時のこと。
テープに録音して当時のウォークマンで何度も何度も。
もちろん曲の魅力のみに惹かれて。
当時は彼らがどんな人たちだったかなんてのはほとんど興味なし。
だから僕にとっては学生時代の電車移動のBGMのような存在。

そのあいまに邦楽もききながら・・・。
気がつけばそれを4年間ほぼ毎日。
今はたまに聴くくらいですけどね。







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シティ・セレナーデ







昨日あたりからやたらとしぶい曲がラジオで流れるなあと思っていたら、クリストファー・クロスさん、今日が誕生日でしかも還暦を迎えられたんですね。
ということは蛇足ですがうちの父親とは1歳か2歳違い。
そうですかあ~。
そういう世代のかたの曲だったんですね。
まあ日本と海外ではかなり違いはあると思いますけど。

そして、この曲、今となっては知るひとぞしる感じになってしまいましたけど、とにかく僕の中では「東京ワンダーホテル&ツアーズ」のサントラアルバムに収録されている曲のメロディーが頭の中で同時にながれがちですけど、もちろんオリジナルはこちらです。
ということで、こういう連休中のまったりムードの中できくのも以外と悪くない曲かもですね。

Christopher Cross – Arthur’s Theme

あと、ついでにいろいろyoutube検索してたらびっくりの動画(音楽)も発見です。
なんとクリストファー・クロスさんがあの人の曲をカバーしてました。

さよなら







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ビスコ







季節柄最近ラジオ(ここではFMのほうですよ)でたまにながれているチョコレイト・ディスコ。
知っている人も多いと思いますけどパフュームの曲ですよね。

ただ僕自身、前はパフュームと言われても「ふーん」というくらいの存在(失礼な話ですけどね)だったんですけど、昨年とあることがきっかけで一気に気になるグループになってしまったという経緯があり、なんていうか学生時代はJpopもそれなりにCD買ったり借りたりして敏感にきいてたんですけど、最近はコンポの調子が悪くなって(笑)CDを読み込んだり読み込まなかったりと好不調の波が多いこともあってよくきくCDだけをPCに移してそれらばかりきいて、新しいのはラジオで流れるくらいの曲しか知らないという感じになっていたんですよ。
そんなこともあり、昨年は重い腰をあげて、とりあえずレンタル屋さんでパフュームのCDを何枚か借りて過去の曲をきいてみたわけなんですけど、そんな中まず驚いたのがこの曲というわけなんですよ。
(ちなみに僕は紙ジャケット(+デザイン)や歌詞も気になる派なので、ダウンロードはいままでに一回くらいしかしたことがないんですよ。。(汗))

それで冒頭の「チョコレイト・ディスコ、チョコレイト・ディスコ、♪♪♪♪♪♪♪」っていう部分があると思うんですけど、たしか去年か一昨年かそれぐらい前にブックオフの店内でやたらとこの曲が流れていて、その時の記憶では冒頭の部分を「チョコレイト・ビスコ、・・・・」という感じで、タモリ倶楽部の空耳アワーじゃないですけど、あのグリコの赤いパッケージのおかしを想像しながら、ビスコといえばホワイトクリームだから、チョコレートのビスコもなかなかうまそうだなあ、なんて具合に勘違いして憶えていたので、CD借りて歌詞をよんだ時はちょっとびっくりでした。。(笑)

まあ、今はそんなことよりチョコレイトとディスコをひっつけたきっかけはなんだったんだろう?という方が気になりますけどね。

ちなみに、チョコレイト・ディスコはGAMEというアルバムに収録されていますよ。
ということで、最近堅い内容の記事が続いたのでここらでひと休みがてらでした。







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その街のこども







つい最近渋谷の本屋に立ち寄ったときにパンフレットが置いてあって知りました。

この映画は2010年1月17日にNHKで放送された「その街のこども」をリニューアルして劇場版に仕上げた作品とのことです。
昨年放送されたテレビのほうは、僕も見ました。
ブログで感想でも書こうかと思いましけど、その時はなぜか手がとまり書けませんでした。

今の神戸は街を歩いた限りでは、地震の傷跡はほとんど見当たらなくなりました。
しいていえば、新しすぎる道や公園そして建物を見ることで、その傷跡を思い出すことくらいでしょうか。
でもまだまだ人々の心の傷は残っています。
当時の全国そして世界中からの支援は感謝してもしきれないくらいです。
ただそれでもやっぱり、僕のまわりの人達のなかだけでも、親戚知人親を失った人、地震で潰れた家の建て替えの費用がだせず土地を売って移転してしまった人、都市計画道路や公園を防災という名目でつくるために移転させられた人、そして建て替えのためのローンで苦しんでいる人など、そういう例をあげればきりがないですけど、まだまだそういう方々がたくさんいたりします。
でもそれは外からは見えません。
そこに住む人たちはまちを歩き、海を眺め山を見る。そして海で遊び山にのぼる。
でもそれだけでは満ち足りないなにかがあるのも事実です。
僕はこのドラマを見ていてそんなことを思いだしました。

公式HP
http://sonomachi.com/

追記:
その街のこども 劇場版
https://eiga.com/movie/55723/







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冷たい眼と熱い眼について







今月号(2010年 5月号)のカーサブルータスの巻末エッセイでもある『杉本博司の「空間感」~偏光色』の「第11回 冷たい眼と熱い眼」を最近よんだのですけど、ほんとうに、びっくりしたというか、こんなことをしようとされている人がいて、あんな考えをされていた人がいたとは・・・・という感じでしたよ。

なんというか、わざわざエッセイで書き残されるくらいだろうから、みんながみんな同じことを考えて実行しているわけではないのかもなあと思われ、そんなことを考えると、いろいろと思うところがいっぱいでてきた今日このごろです。。

こんなことをいったらおこがましいですけど、僕自身、だいぶ前から、脳内妄想で、何度も何度も考えてこっそりと書き残していたこともあり、僕自身のカメラの撮影技術的なことはともかく(汗、というより僕自身では考えるだけですけど)、そういうことを、さらりと書かれていたのには、本当にびっくりというかなんというか、僕の脳内をぱっくりひらいて見られたんではないかと思ったくらいでして、そんなこともあり、このエッセイ、何回も読み直してしまいましたよ。

そんな感じですので、気になるかたでもいれば、いろいろと考えさせられることも多いので、一読されることをおすすめしますよ。







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The Making of KLIA (KLIA=クアラルンプール国際空港)







黒川紀章氏が設計したことでも知られているマレーシアにあるクアラルンプール国際空港のメイキング本で、空港の計画段階からのコンセプトや計画の経緯の解説にはじまり建設段階のことや完成後の空港の写真やプラン図などクアラルンプール国際空港についてのありとあらゆることが写真やビジュアルを多用してまとめられている本です。







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TADAO ANDO 安藤忠雄建築展 新たなる地平に向けて







セゾン美術館(1992年6月10日~7月13日)や梅田センタービル・クリスタルホール(1992年11月18日~12月7日)にて開催された「安藤忠雄建築展新たなる地平に向けて-人間と自然と建築」のカタログです。
美術展のカタログという形式ではありますが、当時の時点までの過去の仕事から進行中、計画中のプロジェクトまでの流れが、ドローイング、模型などを中心に実際に完成している建築まで様々なプロジェクトの写真と解説が掲載されており建築本としても十分楽しめる本です。

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Frank O. Gehry: Guggenheim Museum Bilbao







フランク・ゲーリーが手がけたビルバオ・グッゲンハイム美術館の様々な写真やドローイングが多数収録された全文英語のハードカバー本です。
また、以前にブログでもとりあげた映画”スケッチ・オブ・フランク・ゲーリー”を見たあとに読むとなおさら感慨深くなってしまいますが、この本では、フランク・ゲーリーの過去の作品の紹介にはじまり、スケッチから模型へと昇華し、その後の模型のエスキスの様子なども紹介され、模型からコンピューターの技術を使い、それらが図面化され、その結果生まれた図面や模型も掲載されており、ビルバオ・グッゲンハイム美術館が完成していくプロセスが刻々と紹介されています。
もちろん美術館の様々なシーンの写真も満載で見ごたえ十分な本になっていると思います。


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アーキラボ







「アーキラボ:建築・都市・アートの新たな実験展 1950-2005」と題して、六本木ヒルズのMORI ART MUSEUMにて、開催された展覧会の図録でもあるのですが、建築とアートを考えていくための資料としても十分に役に立ち、かつ、楽しめる本です。
1950年から2005年までの業界内、はたまた社会に大きく影響をあたえたであろう革新的な建築デザイン(ムーブメント)の作品が写真とともに網羅されている感じといえばよいかもしれません。


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ゲーリーの映画







都内での上映もおわってしまいましたが、このまえ、”スケッチ・オブ・フランク・ゲーリー”を映画をみてきました。

しかし!(笑)、はじめに都内での上映がおわってしまったと書きましたが、なんと、現在、期間限定(8月24日まで)で都内のBunkamuraのル・シネマでも、アンコール上映されているそうですので、見ていないかたはどうぞ。。

ということで、この映画、前にDVDで見たルイスカーンの映画に比べると、謎とき的な展開があるわけでなく、かといってロードムービーのようにたんたんとビジュアル的に進むわけではなかったので、ついつい集中力がなくなることもありましたが、なんといえばいいかわかりませんが、テレビのドキュメンタリーみたいなつもりで見ると、ちょうどいい感じで見終われるかもしれません。

ただ、始めの冒頭あたり、巨匠建築家の雰囲気だな~とやたらと気になる感じのシーン(アシスタントにイメージを伝えるだけで、模型がどんどんとできていく様子がです。。)でしたが、徐じょに、まわりの人たちの証言もまじえて、ゲーリーさんのメンタル的なというか一個人としての話となっていき、そのあたりはこの映画らしさがでていたかもと再確認できた内容でした。

あとはすこし期待していたジュエリーデザインのことはさすがに、とりあげていなかったのはすこし残念でしたが、それでも、フランクゲーリーがどんな人物かを知りたい人にとっては、なかなか面白い映画になっていると思います。







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月刊誌のカーサ・ブルータス(2005/08)







月刊誌です

なかなかおもしろいので、ほぼ毎月買っていたりします。


Casa BRUTUS (カーサ・ブルータス) 2005年 08月号

毎月、建築やプロダクトのデザインに関係する人やもの、建物を中心にちょっとしゃれた(うまい)レストランの情報からデザインの話題まで扱う情報満載の本です。

この本の取材力にはものすごいものがあると思います
この内容とボリュームで900円をきるというのは、なかなかすごいです。(でもこれ以上高くなってもこまりますが・・・。
最近は本屋の一般コーナーやコンビニなんかでもならぶようになったので、見たことあるかもしれませんが、建築コーナーにはたいがいおいてあります。

今月号は、本の一文を借りると「今度のバカンスの目的地候補をずらりと用意。と同時に、世界の最新建築情報もたっぷりです。欧州、アジア、南北アメリカ、そしてアフリカまで、選ぶのが楽しくなる建築バカンス特集。」だそうです。
日本だけでなく世界の最新情報ということですかね。でもふだんは、東京の話題なんかもよく扱っていますよ。

すこし詳しく公式HPに書いてあるのでそちらへ

※この記事は、以前に「東京坂道さんぽ」で書いたものをこのサイトに移行したものです。日付は公開当時のものとしています。







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パワーズ オブ テン – 宇宙・人間・素粒子をめぐる大きさの旅







あのチャールズ&レイ・イームズ夫妻が製作した短編映画「Powers of Ten」(1968年)をもとに製作された本で、現在でいうグーグルアース的にミクロの世界から宇宙スケールをめぐる話をあたかも旅をしたかのように楽しめる本です。
「Powers of Ten」を観たあとにこれをみるとさらに楽しさが増してくる本だと思います。


パワーズ オブ テン – 宇宙・人間・素粒子をめぐる大きさの旅   
by amazon.co.jp







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POST‐OFFICE – ワークスペース改造計画







帯の説明によると、”新しい時代の働き方自体をデザインするきっかけを与える”というなんとも壮大な内容でかかれています。

メインは今の時代の働く場所をデザイナーの視点から提案することが内容となっており、その中身というか提案内容も多彩なビジュアルとあふれんばかりのアイディアを駆使して楽しげにオフィスの提案が書かれており、これまでのみかんぐみの著書の雰囲気もなにげに郷愁されているようでもあり、はじめから読まなくてもぱらぱらと見ても楽しめて参考にもなる本です。


POST‐OFFICE – ワークスペース改造計画    by amazon.co.jp







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ART DECO THE HOTEL    /稲葉尚登







世界中のホテルで、アールデコ調の様式というかデザインのホテルの写真が満載な本です。
著者が行ってみたいというかリストに入れたい世界中のホテルをセレクトしていて、最近、東京によくある高級ホテルなどではなく、見た目てきにも(へんないい方ですが・・。)歴史がありそうで、ラグジュアリーなホテルのセレクトとなっていました。
まあアールデコ調となるとそうなるかもしれませんね。
なかなかいいスタンスで、撮られていてなんだかポストカードでも見てみたい気持ちになりました。
そして、なんだかなつかしい感じもする写真というかどこかで見たかもという思いをおこさせてもらえる写真がたくさん見れたような気がします。

あとこの著者である稲葉なおとさんって、あのビーズの稲葉浩志さんと親戚なんですね。
ぐぐってみたら、わかってしまい、ちょっとびっくりしました。(笑)

あと、銀座の資生堂アートギャラリーで、この前、写真展をやっていることを知り、実は行ってみましたよ。
詳しい話は、また別の日にしますね。
でも、かなりよかったですよ。(笑)

 

※この記事は、以前に「東京坂道さんぽ」で書いたものをこのサイトに移行したものです。日付は公開当時のものとしています。







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ホテルを楽しもう 








ホテルを楽しもう 東京編

 

 

ホテル=泊まるところ、という概念を外し、客室以外のファシリティ(レストラン、バー、ロビー、ベーカリーなど、行きつけにしたい場所)に目を向けた、今までにないホテルの本とのことです。
最近は、新しいホテルがぞくぞくと出来てきているので本にあるホテル以外にもけっこうありそうですが、それでもホテルを行きつけの場所としてみるという、感覚がおもしろいかも。
まあ値段の話は置いておいてですね・・・。(笑)

ホテルのレストランやカフェ、バーもこれからは、使いようなんですかね。
というかそういう流れは、最近よく聞くようになったかもしれませんね。

山の上ホテルなんかもありましたよ。

目次
颯 セルリアンタワー東急ホテル
香 アグネスホテルアンドアパートメンツ東京
雅 フォーシーズンズホテル椿山荘東京
時 山の上ホテル
睦 ロイヤルパークホテル
祭 浅草ビューホテル
風 ホテル日航東京
格 パレスホテル
渋 アリマックスホテル渋谷
充 ホテルニューオータニ
賓 帝国ホテル
ホテルのバーの意外性
女王様気分のスパ・エステ
召しませ朝のふわふわ卵
ホテルメイドのパン。
コラム ホテル時間の使い方

 

※この記事は、以前に「東京坂道さんぽ」で書いたものをこのサイトに移行したものです。日付は公開当時のものとしています。







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東京窓景   /中野 正貴







東京のさまざまな部屋の窓から街を見たというか、通して捉えた写真集です。
いつもの東京の街や建物を、日常的によくみる窓というファインダーを通してさらにみてみると、いつもの写真の枠で切り取られた景色の写真とは、またちがう味というか雰囲気がでていてなにか心ひかれるものがありましたよ。
この本でとりあげられている窓から眺めた東京の風景は、なんとなくひと昔前の建物からみた景色のようで、すこしシュールな感じが印象的ですかな。

ちなみにこの本の表紙の雲みたいなオブジェは、前にも、このブログでとりあげたフィリップ・スタルク氏が設計に参加した建物の一番目立つ部分のものです。

※この記事は、以前に「東京坂道さんぽ」で書いたものをこのサイトに移行したものです。日付は公開当時のものとしています。







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360 Degrees London








360 World-London
 

ちょっと、気分転換にロンドンの街をなかなかおもしろい視点で撮っている写真集など。
今の時期なら、イタリアとかトリノ関連のがよかったかもしれませんが・・・。(汗)

まあそれはおいておいて、内容的には、街の風景の写真集なんですが、ミレニアムブリッジや新しい名所、ロンドンアイからのバノラマなど、ロンドンの名所という名所の印象的な“パノラマ”な写真がたくさんのっていて、ふつうの写真集とは印象がかわっています。
もちろんピカデリーサーカスなんかからのもありました。
そのほかにも、なぜか、ノーマン・フォスター氏の建築事務所内の写真なんかもありました。
まあ事務所の写真なんかは、日本の街の写真集には、ない視点というか感覚ですかな。
ただ本の幅がA3サイズなので、みひらくと細長いです・・・。
その分、パノラマは迫力あります。
あと、見開きのロンドンの街の空撮の大パノラマ写真は、ほんとすごいなあという感じです。。
まあなんといってもページ4枚ぶんですからね。

ということで、いきなりロンドンの写真集で、なんでなんで?かもしれませんが、おもしろそうだったもので。(笑)

 

※この記事は、以前に「東京坂道さんぽ」で書いたものをこのサイトに移行したものです。日付は公開当時のものとしています。







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東京おさぼり喫茶







東京おさぼり喫茶

むかしなつかしい喫茶店からけっこう高級な喫茶店までを80店も紹介している本です。
この本では、いまよくあるカフェの紹介本とはちょっと狙いがちがうみたいです。

ちなみに、僕の買ったやつとは、表紙がちがいます・・・。
が、これしかないみたいなので、ご勘弁を。(汗)

ちょっと僕らの世代では、ひいてしまう純喫茶なんかの紹介もあり、わかりやすいところでは、六本木のアマンドなんてのもありました。

僕が、いいなあと思ったのは、「眺めの喫茶店」という項で、まさにタイトルどおり、散歩の途中にふとよれそうな、喫茶からカフェまで、紹介していて、なかには羽田空港のカフェや渋谷のスクランブルのスタバ、図書館の喫茶店なんかも紹介されていました。
また、機会があれば、実際に行ってみたいなあと。まあ値段的にも手ごろなので、いろいろまわれそうですね。

それ以外は、むかし懐かしい感じの喫茶店の紹介が多いですかな。
でもおもしろい本ですよ。

 

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VINCENT GALLO THE COMPLETE WORKS







あのヴィンセント・ギャロさんの作品集です。
すこし販売が遅れているみたいですけどね。(笑)

ヴィンセント・ギャロといえば、映画「バファッロー66」などで有名ですかね。
また映画以外にもアーティストとしての活動もしている多彩な一面を持っています。

この本は、ヴィンセント・ギャロさんのいままでの活動をもりこんだ作品集であると同時に、本自体の製本技術や印刷技術が、こりにこっています。
しかもこの製本をしたのが、海外でなく日本の製本会社の職人さんだそうです。
要は、ギャロさんのもとめる無理難題を解決できる職人が日本にしかいなかったことによるらしいです。

こまかい技術は、ここではなすとながくなるのでいえませんが、ひとつだけいうとですね、ふつう、こういう本は糸などをつかってかがるらしいのですが、この本では1ページずつ紙と背表紙を糊ではる「粘丁装」という日本古来の製本技術の応用でつくられているということらしいです。
ということは、本をひらいたときに真ん中に糸がみえないまったくのフラットになるということですね。(かなりビックりです。)

というこまかい技術がその他にもいろいろ使われているみたいで、かなりのこだわり作品集です。

しかも、部数限定らしいですよ。
実際の本の様子や予約は、http://www.kinotica.comにて。

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24365東京







著者は北山孝雄さんです。(プロデューサー。北山創造研究所代表) 
色々調べてみると肩書きはプロデューサー。はじめに、この本に出会ったときは、建築家の北山孝二郎さんがかいているんだ~と勘違いしてしまいました。お名前が違うのにです・・・。すいません。(汗)
知る人ぞしる人です。顔写真みると、やっぱり安藤さんにそっくりですね。(笑)ちなみにこの本に出会うまで、北山孝二郎さんが安藤さんの双子の弟かと勘違いしておりました。(恥)
(この話、わからない方すんません・・・。簡単にいうとですね、色々調べた結果、北山孝雄さんと安藤忠雄さんは双子の兄弟ということらしく、彼らの弟が北山孝二郎さんということらしいです。)

ということで、この本ですが、メッセージ性の強い東京のガイドブックでもあり写真集でもある本のようです。
でもあまり写真の量は多くないですが。
ブックカバーの文によると、東京の現状を多角的に認識し、さまさまな夢を実現するための考えをこの本で提案しているそうです。

さまざまな角度から東京という街へのメッセージを写真やデータで詩的に提案しているビジュアル本といえばわかりやすいかもです。
本の内容は、目次を下にのせてみたので、そこから想像してみてください。
でも、かなり刺激をうける本でした。

【目次】
0 現(GDP130倍/自殺者15分に1人 ほか)
1 人(心体/身の丈尺度 ほか)
2 環(空気も買う時代/島が沈む ほか)
3 繋(24時間365日交流/マニュアル対応、実感対応 ほか)
4 興(驚き感動1951年渋谷駅前/2000年間人々を魅きつける名所 ほか)
5 活(日本製を楽しむ/活かせ資産 ほか)
6 知(未来を描く力/創造力不足 ほか)

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光のタトゥー







光のタトゥー―TOKYO乱反射スケープ

この本は、東京特有のビルが乱立する風景のあいまに、(太陽の光によって)生み出された乱反射現象=“光のタトゥー”を実録したビジュアル本だそうです。

街でたまに出会う建物の壁や空間、道端に輝く光の模様(乱反射現象)を、著者の目を通して選ばれた写真が多数のせられていて、おもしろいしきれいです。
僕が以前住んでいた近くにあった中野サンプラザの乱反射現象の定点観測のような写真なんかも数枚ぱらぱら漫画のようにあり、きれいな写真とともに茶目っ気もたっぷりだなと感じました。

いろいろ調べてみるとですね、著者の川畑博哉氏は『建築Map東京』の地図監修や『CASA BRUTUS』などでの建築コメンテーターとしても知られているデザイナーだそうです。へえ~。(笑)

ということで、参考までに目次ものせてみました。

目次/CONTENTS
まえがき/Prologue
6:00 a.m. 東雲/the glow of sunrise
9:00 a.m. 上午/a morning sunshine
コラム 光の捕らえ方/column How to catch the light
12:00 p.m. 日永/an afternoon sunshine
4:00 p.m. 黄昏/the glow of sunset
あとがき/Epilogue
光のタトゥーMAP/Refelections of Tokyo Map
巻末付録 動くタトゥー/Supplement A flowing light

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Origami







タイトルどおり、折り紙を外国人に紹介している洋書です。

この本では、昔、僕たちも読んだ折り紙の本のように、折り方の手順をふまえて、いろいろな折り紙を紹介しています。なかにはあの兜とかもあったりと、ビジュアル的にもおもしろく、なぜか素直にこの本のとおり折り紙が折りたくなってくる構成になっていましたよ。
ぱらぱら見るだけでもおもしろいです。

本の大きさは、カセットテープくらいの大きさで、コンパクトサイズなのもいいですよ。

Origami

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1000 Chairs    (1000チェア)







デザイン界で名をはせた椅子の歴史を、全ページカラーで紹介しており、150年!?に及ぶ綿密な調査をもとに編集されたイスの写真集でもあるそうです。かなり有名な本でもあります。

タイトルどおり1000展の椅子を紹介しています。
いってみれば椅子の辞書とでもいっていいかもです。

レストランやインテリアショップなんかでみかけた気になる椅子を写真なんかでとっておいてあとで、この本で名前なんか調べると意外な発見があるかも。

英語版のほかに日本語版もあります。読む時に見た目にこだわるかたや英語版そのままを味わいたいかた、英語が読めるかたは英語版がベストです。日本語版は、やはり英語版の雰囲気がすこしなくなってはいますが、わかりやすいです。あと英語以外にもいくつかの言語のバージョンがあるみたいですね。

 

 

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MEXICO:BAROQUE







写真家であり建築家でもある小野一郎氏の写真集です。
1960年京都生まれ。写真家、一級建築士。
メキシコの装飾芸術を教会建築を通して知ることができます。

それぞれの写真も迫力があります。かって植民地時代があったせいか独特のさまざまな要素が複雑にくみあわされ、また窓(ヨーロッパなどの教会のような)があるものは少なく,どこか外部からの進入をこばんでいるような装飾空間が多数あり、独特の文化をかんじさせるものも多くあります。
あとは、ピンクや赤の鮮やかな色づかい、彫刻的な壁、水を駆使し,メキシコで活躍した建築家、ルイス・バラガンのように南米メキシコの風土を思わせる色づかいの建物もありメキシコらしい作品もありました。

Mexico:baroque

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本&映画&音楽について







「本&映画&音楽」カテゴリの各記事(2022年までに公開した分まで)は、以前に無料ブログで書いたものをこのサイトに移行したものです。
日付は公開当時のものとしています。

2024年2月更新







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