JR新宿駅構内に没入感のあるメディア空間「新宿BBB(スリービー)」ができたのでみてきた。







東京のJR新宿駅南口の改札内に没入感のあるメディア空間「新宿BBB(スリービー)」が最近できたということで見てきました。


写真1(運営人撮影)

[新宿BBB(スリービー)とは?]

「新宿BBB(スリービー)」は、JR新宿駅南改札内コンコースに設置されたイマーシブな複合映像メディア空間です。3つの大型サイネージ(※BOX、BLOCK、BELT)を活用し、空間全体をジャックできる独自性の高いメディアとして、世界最多の乗降客数を誇る新宿駅の利用者に向けてダイナミックな広告や空間演出を放映しています。


出典: PR TIMES

また、新宿BBBは、東京都のキャップ&トレード制度などを活用して、電気使用によるCO2排出量を実質ゼロで運用しているとのこと。


出典: PR TIMES
※BOX(大型3面)、BLOCK(柱12本✖️4面)、BELT(壁面上部)

[現地の様子]


写真2(運営人撮影)

新宿BBBのBLOCKタイプですね。
柱一面に デジタルサイネージが設置されていました。


写真3(運営人撮影)

これは新宿BBBのBELTタイプのようでしたね。
切符精算機あたりの上部の壁面に取り付けられていました。

あとは、youtubeのSPACE MEDIAチャンネルにて現地の様子を伝えている動画が公開されていました。


【新宿】JR東日本 新宿BBB 綾鷹(youtube/SPACE MEDIA)

動画のは新宿BBBのBOXタイプのようですね。



[「新宿BBB」の役割]

では、新宿BBBはどういう目的で考えられたといえば、以下のようなことみたいでした。

①情報発信:ダイナミックな映像表現を通じて、最新情報やキャンペーンを伝える。
②地域・沿線の魅力発信:旬なクリエイターとの共創で、新宿の魅力や人々の日常を紹介。
③観光などの移動需要喚起:中央線特急の旅の魅力を伝え、地域との繋がりを体感できるメディアコンテンツを提供。

なお、②の旬なクリエイターとの共創については、PR TIMESにコラボする各人の名前も掲載されていました。
江戸屋犬八、Kamin、かりや、慧子、サンレモ、シェリーリリー、ともわか、mame
現時点では、以上の7名とのこと。

[場所について]


出典: PR TIMES

位置図も公開されていました。
正確な場所は、JR新宿駅2階南エリアで、要は甲州街道に面した側にある南改札のあたりでした。

以上です。

現地を歩いた感じでは、このサイネージをわざわざ気にしている通行人はまだわずかのようでしたが、歩いていても自然と視野に入ってくる空間構成だったので、話題のPR映像なんかを流すと足を止めて見る人もいるかもしれないなと思いました。

地図

関連リンク:
→ 新宿駅にイマーシブなメディア空間「新宿BBB(スリービー)」が全面開業します _ 東日本旅客鉄道株式会社のプレスリリース PR TIMES










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自由が丘駅前で進行中の再開発計画(自由が丘一丁目29番地区の市街地再開発事業)の概要と現状







東京でもおしゃれなエリアとして知られている目黒区の自由が丘の駅前にて現在、再整備プロジェクトが進行中ということで、このまえ現地を歩く機会があったので、現況と再開発計画の概要についてふれてみたいと思います。

[自由が丘駅前の現状]


写真1(運営人撮影)

1ヶ月ほど前の東急電鉄・自由が丘駅の正面口改札前の様子です。
駅前に広々としたロータリーがあるのも特徴ですね。


写真2(運営人撮影)

今回取り上げる「自由が丘一丁目29番地区の市街地再開発事業」の計画地の現状です。
写真1でいえば、左側の様子です。
ロータリー奥にあった建物はすでになくなっていました。

計画では、ロータリーの奥に見えている仮囲いがなされているところに、中規模の複合施設ができるようで、2026年7月末に竣工を予定しているそうです。




[再開発計画(自由が丘一丁目29番地区の市街地再開発事業)の概要]


出典: 自由が丘一丁目29番地区市街地再開発組合|東京都都市整備局

「自由が丘一丁目29番地区の市街地再開発事業」の計画地を地図に描いた図が東京都都市整備局のホームページでも公開されていました。
赤の点線で囲まれているエリアが現在工事中の計画エリアで、ここにできる複合施設が、今回の自由が丘駅前再開発の本命となるようです。

自由が丘駅前は、文化性やファッション性の高い店舗が立ち並ぶ商業地として知られています。
しかし、道路の狭さや建物の老朽化などの課題も抱えており、この再開発事業では、土地の合理的かつ健全な高度利用を図り、商業・業務・住宅機能を導入するとともに、足元での歩行者空間の拡充や無電柱化が進められ、より安全で快適な駅前環境が整備される予定とのこと。


出典: 自由が丘一丁目29番地区市街地再開発組合|東京都都市整備局

完成イメージパースも公開されていました。
図の右側が自由が丘駅の正面口改札前のようなので、ロータリーから北東方向を見ているもののようですね。


出典: 自由が丘一丁目29番地区市街地再開発組合

自由が丘駅側から施設の足元あたりを見ているイメージ図も公開されていました。
駅前の雰囲気を左右する大事な見え方の部分ですね。


出典: 自由が丘一丁目29番地区市街地再開発組合|東京都都市整備局

複合施設の断面イメージ図も公開されていました。

地上15階、地下3階、高さ約60メートルの大型複合ビルのようです。
ビルには、1階から5階に商業施設、6階に事務所、7階に住宅・商業諸室、8階から15階に約170戸の賃貸住宅が配置される予定で、住戸タイプは1LDKから3LDKまで多様で、現代の都市生活に対応した計画になっているとのこと。

施設の設計は久米設計、施工は鹿島建設が担当。

この高さのビルならこのエリアのいろんな場所からも見えそうですね。

以上、自由が丘駅前エリアで進行中の再開発計画(自由が丘一丁目29番地区の市街地再開発事業)の概要と現状についてでした。
今後も、自由が丘駅前の再開発状況については見守っていきたいと思います。

地図

関連リンク:
→ 自由が丘一丁目29番地区第一種市街地再開発事業 _ 目黒区
→ 自由が丘一丁目29番地区市街地再開発組合|東京都都市整備局
→ 自由が丘一丁目29番地区市街地再開発組合
→ 自由が丘の新名所「自由が丘 デュアオーネ」と『窓ぎわのトットちゃん』の意外なつながり – archiclue. [アーキクルー]









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自由が丘の新名所「自由が丘 デュアオーネ」と『窓ぎわのトットちゃん』の意外なつながり







昨年の10月、自由が丘の「ピーコックストア自由が丘店」跡地に「自由が丘 デュアオーネ」ができたことで話題になっていましたけど、このまえ現地を歩く機会があったので、今回は「自由が丘 デュアオーネ」についてふれてみたいと思います。

[「自由が丘 デュアオーネ店」とは?]


写真1

自由が丘の新しいランドマークとして注目を集める「自由が丘 デュ アオーネ」は、東京都目黒区自由が丘にある新しい商業施設です。2023年10月20日にオープンしました。この施設は、日常を少し豊かにする食や雑貨、広々としたテラスなどが特徴です。

施設内には、ピーコックストアや様々な専門店が入っており、食事やショッピングを楽しむことができます。
ピーコックストアは産地、鮮度、旬にこだわった生鮮品、オーガニック、低糖質など厳選された商品が揃い、地元の人々に愛される存在となっています。

また「自由が丘 デュ アオーネ」は建築デザインのほうにも力を入れており、設計は山﨑健太郎デザインワークショップ+イチケン(実施設計)、施工はイチケンとのこと。
建築系専門誌「商店建築」では「JIYUGAOKA de aone」という、英語表記のしゃれた建築名で取り上げられていましたね。

フロア構成は以下のようになっていました。
屋上階:富士山が見える眺望スポット「Harappa(はらっぱ)」
4階:ペントハウス
3階:テラスとレストラン
2階:専門店が軒を連ねる「パサージュ」
地下1階・1階:ライフスタイル・食の「マルシェ」
地下2階:ピーコックストア


写真2

3階のテラスの様子です。
なお、この日は屋上階「Harappa(はらっぱ」にも訪れてみましたが、残念ながら富士山は見えませんでした。





【JIYUGAOKA de aone】コンセプトムービー(youtube/イオンモール)

youtubeにて、自由が丘 デュアオーネ(JIYUGAOKA de aone)のコンセプトムービーも公開されていたので、リンクしておきますね。
自由が丘 デュアオーネがどんな感じかも含めて、運営側が今後どういう施設にしていきたいかもなんとなくわかりそうな動画でした。

[『窓ぎわのトットちゃん』と「ピーコックストア 自由が丘 デュ アオーネ店」の関係について]

タイトルでもふれたとおり、現在、「 自由が丘 デュアオーネ(JIYUGAOKA de aone)」が建つ場所には、かつて黒柳徹子さんが通ったトモエ学園があったそうです。トモエ学園は、1945年の東京大空襲で焼失してしまいましたが、その後も多くの人々の記憶に残り続けています。

そして、黒柳徹子とトモエ学園といえば、『窓ぎわのトットちゃん』が有名ですよね。

『窓ぎわのトットちゃん』は、黒柳徹子さんによる自伝的物語で、1981年に出版されました。この本は、黒柳さんが幼少期に通ったトモエ学園でのユニークな教育体験を描いており、累計発行部数は2500万部を超える大ベストセラーとなりました。トモエ学園の校長先生や個性的なクラスメートとのエピソードが、温かくも感動的に綴られています。

そんな『窓ぎわのトットちゃん』の舞台となったこの場所に、新たな生活の拠点として 「自由が丘 デュアオーネ(JIYUGAOKA de aone)」がオープンしたことは、歴史と現代が交差する特別な意味を持っているともいえそうですね。


写真3

現地にあった自由ケ丘学園とトモエ学園の記念碑です。

せっかくなので、抜粋させていただくとですね、
『1928年(昭和3年)、手塚学衛は、泉湧き老松を仰さみるこの丘に、小学校と幼稚園を創設、「自由ケ丘学園」と名づけた。「自由が丘」の駅名と地名は、この学園名に由来する。手塚は大正から昭和にかけ、「自由教育」を唱導し、この地に理想の結実をめざしたが、1936年秋、志半ばにして没した。
1937年、小林(金子)宗作は手塚のあとを受け、ここに「トモア学園」をおこし、「リトミックによる創造教育」を実践した。1945年、戦災により学園は焼失したが、戦後幼稚園は復興し、1963年、小林の死去に至るまで、その教育は続けられた。
私たちこの地に学び育まれた者は、ここに行なわれた教育が、時をこえて生き続けることを願い、恩師への敬愛と感謝の思いをこめて、この碑を建てる。』
とありました。

自由が丘の地名と駅名は、自由ヶ丘学園の名称に由来していたんですね。
自由ヶ丘とトモア学園の関係、興味深いですね。





映画『窓ぎわのトットちゃん』予告 <12月8日(金) 公開>(youtube/東宝MOVIEチャンネル)


映画『窓ぎわのトットちゃん』あいみょん「あのね」主題歌PV<12月8日(金)公開>(youtube/東宝MOVIEチャンネル)

最後は、2023年12月と半年ばかり前に公開されていたアニメ映画『窓ぎわのトットちゃん』の予告動画がyoutubeにて公開されていました。
運営人はこの記事を書くまで、この映画のことは知らなかったので、びっくりしましたね。
映画は、タイトルのとおり『窓ぎわのトットちゃん』を原作として、「ドラえもん」シリーズなどを世に送り出してきたシンエイ動画がアニメーション制作を手がけ、「映画ドラえもん」シリーズの八鍬新之介が監督を務めたそうです。

以上、「 自由が丘 デュアオーネ(JIYUGAOKA de aone)」と『窓ぎわのトットちゃん』の意外なつながりについてでした。

地図

関連リンク:
→  JIYUGAOKA de aone(自由が丘 デュ アオーネ)
→  映画『窓ぎわのトットちゃん』公式サイト
→  自由が丘の交差点 -archiclue.










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新宿駅西口再開発エリア「A区(小田急百貨店跡地)」の現況と計画の概要







新宿の都庁などがある西新宿エリアに面した新宿駅西口にて現在、大規模な再開発プロジェクトが進行中ということで、このまえ現地を歩く機会があったので、今回はかつて小田急百貨店があったあたり(「A区」)の現況と再開発計画の概要についてふれてみたいと思います。

[新宿駅西口の現状]


写真1(運営人撮影)

2024年7月現在の新宿駅西口の様子です。
写真1は、今回の新宿駅西口再開発エリアの全景です。
かつてあった建物はなくなっていました。


写真2(運営人撮影)

写真1の左側の様子です。
ここはかって小田急百貨店があった場所で、このあたりが新宿駅西口再開発エリアの「A区」です。
今年の3月に新築着工したという知らせがあったのもこの「A区」ですね。

現在は線路を挟んだ東口にあるルミネエストのビルも見えていて、いかに新宿駅西口と東口が近いかもわかりやすいですね。

[新宿駅西口地区開発における計画建物の概要]


計画建物の概要図/出典: PR TIMES

おおまかな計画建物の概要図が、PR TIMES(小田急電鉄)にあったので、拝借させていただきました。
今回は、概要図の「A区」で新築着工したということのようです。

なお「B区」はかつて新宿ミロードがあったあたりですね。


高層ビルのイメージパース/出典: PR TIMES

「A区」に建つ予定の高層ビルのイメージパースも公開されていました。
この図は西新宿側から駅を見た図ですね。

かなりの高層ビルのようです。


コンセプト図/出典: PR TIMES

高層ビルの中にどのような施設が入るかを示したコンセプト図も公開されていました。
オフィスや商業施設とともに、都庁を超える高さにある頂部には眺望体験ができそうな施設が入るとあり、おそらくこれは施設関係者以外にも開かれた施設になりそうなので、これは楽しみですね。

[計画建物のインテリアイメージ]

ビル各エリアのイメージパースも公開されていたので、以下にいくつか取り上げてみたいと思います。


商業施設エリアのイメージ/出典: PR TIMES

低層部の商業施設エリアのイメージパースです。
地下1階の駅コンコースの様子だそうです。


ビジネス創発エリアのイメージ/出典: PR TIMES

こちらはビジネス創発エリアのイメージパースです。
上記のコンセプト図では、12階から13階にできる予定の施設のようです。


オフィスエリアのイメージ/出典: PR TIMES

オフィスエリアのイメージパースです。
上記のコンセプト図では14階から46階の部分で、図はロビーエリアの様子とのことなので、14階あたりの様子ということなんでしょうね。


屋上テラスのイメージ/出典:(仮称)新宿駅西口地区開発事業」(小田急電鉄・東京地下鉄の2020年10月21日公表資料)

屋上テラスのイメージ図も公開されていました。

[遠景計画]


遠景計画図/出典:(仮称)新宿駅西口地区開発事業」(小田急電鉄・東京地下鉄の2020年10月21日公表資料)

計画建物では主要な都市軸から見た場合の見え方なども検討されているようです。
図は都庁と新宿駅西口を繋いでいる中央通りからの見え方を検討しているものです。

「A区」に高層ビルを計画したのは、このあたりの理由もあるのかもしれないですね。


写真11(運営人撮影)

昨年7月に撮った中央通りからの新宿駅西口の様子です。
この感じからも、今回の高層ビルは西新宿から見ても一目でわかるビルとなりそうでしたね。

[新築着工に関するニュース動画]

新宿駅西口地区開発計画の新築着工に関して取り上げているニュース動画が、youtubeでもいくつか公開されていました。
中でもTOKYO MX news FLAGチャンネルでのものが、わかりやすかったので、最後にリンクしておきます。


詳報:新宿最大約260mの駅ビル着工/Construction begins on the largest station building in Shinjuku at 260 m.(youtube/TOKYO MX news FLAG)
■内容紹介(youtubeより抜粋)
新宿駅西口の再開発が加速です。高さ約260メートル、エリア最大規模の商業施設やオフィスからなる駅直結の複合ビルがきょう(25日)着工しました。この再開発により街の賑わいと回遊性向上を目指します。

以上、新宿駅西口再開発エリア「A区(小田急百貨店跡地)」の再開発計画の概要と現況についてでした。
今後も、新宿駅西口の進行状況については見守っていきたいと思います。

地図

関連リンク
→  3月25日「新宿駅西口地区開発計画」新築着工 _ 小田急電鉄株式会社のプレスリリース
→  (仮称)新宿駅西口地区開発事業 – 東京
→  検索結果: 新宿駅西口 – archiclue. [アーキクルー]











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ヨドコウ迎賓館の敷地全体が重要文化財に指定! フランク・ロイド・ライトの傑作についても振り返ってみる







兵庫県芦屋市にあるヨドコウ迎賓館(旧山邑家住宅)の敷地全体が、2024年5月17日に開催された文化審議会文化財分科会の審議・議決を経て、重要文化財に追加指定されることが決定したそうですね。

運営人は今頃知ったのですが(汗)、興味深いニュースなので、今回はヨドコウ迎賓館のことについても振り返りながら取り上げてみたいと思います。


ヨドコウ迎賓館(運営人撮影)

[巨匠フランク・ロイド・ライトが手掛けた邸宅]

ヨドコウ迎賓館は、アメリカを代表する建築家フランク・ロイド・ライトによって設計され、1924年(大正13年)に竣工しました。

山手の中腹に位置する約1万坪の敷地に、幾何学的なフォルムと水平線を強調したデザインの建物が佇んでいます。室内からは大阪湾を一望でき、自然との調和を重視したライトの思想が随所に表現されています。

急峻な斜面を巧みに活かした石垣や擁壁、四季折々の表情を見せる豊かな緑は、建物の美しさをさらに引き立てています。


ヨドコウ迎賓館(運営人撮影)

なお、ヨドコウ迎賓館は一般公開されています。
ただし、公開日は水曜・土曜・日曜日および祝日のみなのでご注意を。

[文化的価値の高さが評価]

2023年1月から9月にかけて実施された現地調査により、東側敷地の付属建物や施設が主屋と一体として設計され、このエリアが庭園としての機能を有していたと考えられることが判明し、ヨドコウ迎賓館を評価する上で、主屋だけでなく敷地環境すべてを包含して理解することの重要性が確認され、今回の答申に至りました。


(大谷石が敷き詰められた渡り廊下跡)出典: PR TIMES

今回の敷地全体への重要文化財指定は、ライトの建築理念である「有機的建築」を体現したヨドコウ迎賓館の芸術性と歴史的価値が、改めて評価されたことを意味します。また、建物単体だけでなく、周辺環境も含めて一体的に保存していくことが求められることになり、より多くの人にこの貴重な建築遺産を伝えていくための体制強化にも繋がるでしょう。

[フランク・ロイド・ライトの思想と日本の建築]

ヨドコウ迎賓館は、フランク・ロイド・ライトの思想が日本建築に与えた影響を考える上でも重要な存在です。彼の有機的な空間構成や自然素材の活用といった手法は、戦後の日本の建築にも大きな影響を与えました。


ヨドコウ迎賓館(運営人撮影)


出典: PR TIMES

[フランク・ロイド・ライトとは]

フランク・ロイド・ライトは、アメリカ出身の建築家であり、20世紀を代表する建築家の一人です。 Prairie Styleと呼ばれる独自の建築様式を確立し、機能性と美しさを兼ね備えた住宅建築で数々の名作を残しました。またライトは“周囲の自然環境と融和し、豊かな人間性を保証する建築”こそが理想であると考え「有機的建築(Organic Architecture)」を提唱したことでも知られています。

[芦屋市立美術博物館では関連企画展も開催中]

芦屋市立美術博物館の歴史資料展示室では現在、企画展『ヨドコウ迎賓館竣工100周年記念事業「令和5年度芦屋市内遺跡発掘調査速報展」』が開催中です。
企画展では、ヨドコウ迎賓館敷地内の現地調査で見つかった出土品や遺構の写真が展示されており、創建時の建物の様子も紹介しています。

期間は、2024年4月13日 ~2024年8月25日とのこと。


出土品など(運営人撮影)

以上です。

あらためてまとめてみると敷地内には放置されていた遺構がまだあったことには驚きました。

また芦屋市立美術博物館の歴史資料展示室での企画展では、現地調査で見つかった出土品の現物や遺構の写真もあったので、おすすめです。

あと余談ですが、ヨドコウ迎賓館では館内で季節イベントもやっていたと思うのですが、archiclue.で最近取り上げた、ホテル雅叙園東京の百段階段の妖艶な雰囲気とどこか似ているものがあるような気がして、そういう意味では、展示方法なども参考にしてみるのもありかもと、余計なお世話ですがふと。
百段階段の無名性に対してのヨドコウ迎賓館の作家性が前面にでている違いはありますけど。

話がそれましたけど、ヨドコウ迎賓館の今後が楽しみですね。

地図

関連リンク:
→ ヨドコウ迎賓館(旧山邑家住宅)の敷地全体が重要文化財指定へ _ 株式会社淀川製鋼所のプレスリリース(PR TIMES)
→ ヨドコウ迎賓館
→ フランク・ロイド・ライトの旧山邑邸 /兵庫県芦屋市 – 東京坂道さんぽ   
→ 国指定重要文化財 ヨドコウ迎賓館の保存および活用が「This is MECENAT 2023」に認定 _ 株式会社淀川製鋼所のプレスリリース(PR TIMES)
→ 芦屋市立美術博物館 創立100周年記念 信濃橋洋画研究所 ―大阪にひとつ美術の花が咲く―」









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「新宿サザンテラスビジョン」が登場!街行く人々を魅了する迫力の3D映像広告







東京の新宿駅南口に、スクリーンから飛び出してくるような迫力ある映像がみられる3D映像広告「新宿サザンテラスビジョン」が最近できたということで見てきました。


写真1(新宿サザンテラスビジョン/運営人撮影)

[新宿サザンテラスビジョンとは?]

小田急エージェンシーと小田急電鉄が、新宿駅南口に裸眼3Dに対応した大型LEDサイネージ「新宿サザンテラスビジョン」を新設し、2024年4月1日から試験放映を行い、15日から営業放映を開始しています。

[どんなディスプレイ?]


写真2(新宿サザンテラスビジョン/運営人撮影)

「新宿サザンテラスビジョン」は、縦3.6m×横19mのL字型ディスプレイで、立体的に見えるように、まるで飛び出してくるような迫力ある映像を映すことができる裸眼3D対応ディスプレイです。
このトリックアートのような映像は、目の錯覚を利用して驚きや面白さを表現し、若者を中心にSNSで拡散されている注目の媒体です。

[どこに設置されているの?]

「新宿サザンテラスビジョン」は、甲州街道から新宿サザンテラスへと入るあたりにある新宿サザンテラス内店舗上部に設置されています。交通量が多く、甲州街道から最も近い低層店舗の塔屋に配置されており、一日の乗降客数が世界一である新宿駅周辺の立地を活かして、多くの通行人の目に留まる工夫がされています。


写真3(新宿駅南口/運営人撮影)

[リアルタイムで視聴者データを可視化など様々な試みも]

「新宿サザンテラスビジョン」にはカメラが併設されており、「OOH Analytics」という屋外広告視聴者データ可視化サービスにより、立ち止まり目を留めた人々の属性をリアルタイムに識別し、AIで処理してデータとして可視化します。広告効果の検証やマーケティング戦略に活用できる貴重な情報源となります。


出典: PR TIMES

また「新宿サザンテラスビジョン」では、XR技術を活用した実証実験もテスラが実験に協力して4月に行われていたようです。


小田急、XR技術の実証実験=テスラ「サイバートラック」、目前に登場(youtube/時事通信トレンドニュース)
■内容紹介(youtubeより抜粋)
小田急電鉄と小田急エージェンシーは17日、JR新宿駅南口に新設した大型ビジョン「新宿サザンテラスビジョン」でXR技術を活用した実証実験を開始した。電気自動車(EV)大手テスラが実験に協力し、大型ビジョンに「サイバートラック」など主力の3車種が走行する30秒の立体映像を表示。映像内の二次元コードをスマートフォンで読み込むと、ブラウザー(閲覧ソフト)内にサイバートラックが出現し、ラジコンのように操作したり、運転席からの視点を体験したりできる。

以上です。

きっかけは新宿で見たことですが、その後、PR TIMESでも告知されているのがわかったので、今回はその内容をまとめがてら、「新宿サザンテラスビジョン」について取り上げてみました。

たしかに現地ではインパクトありました。
これからどんどん知られることで、新宿の新たな名所になっていくのかもしれないですね。

地図

関連リンク
→ 新宿駅南口に、スクリーンから飛び出してくるような迫力ある映像が登場!4月1日「新宿サザンテラスビジョン」の放映を開始します _ 小田急電鉄株式会社のプレスリリース(PR TIMES)
→ サーチ、新宿サザンテラスビジョンに屋外広告視聴者データ可視化サービス「OOH Analytics」を提供開始 _ 有限会社サーチのプレスリリース(PR TIMES)









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ブラッド・ピット主演映画「F1」のティーザー映像が世界初披露される







ハリウッドのスター俳優、ブラッド・ピットが、ベテランドライバーとしてF1に復帰する姿を描くApple Original Films制作の新作映画「F1」のティーザー映像がF1イギリスGPの決勝当日(日本時間7月7日の22時30分)に世界初公開されましたね。

[映画について]

この映画は、ブラッド・ピットが元F1ドライバーのサニー・ヘイズを演じ、架空のチーム「APXGP」に所属し、再びレースに挑むさまを描いています。
10のF1チームとそのドライバー、FIA、レースプロモーターを含むFormula 1®およびF1コミュニティとのコラボレーションで制作。
プロデューサーには『トップガン・マーヴェリック』の製作陣が再結集し、F1ドライバーのルイス・ハミルトンの制作会社ドーン・アポロ・フィルム(Dawn Apollo Films)も製作に加わっている本格的なF1映画です。

映画はIMAXカメラで撮影されており、F1版『トップガン』として期待されています。公開は2025年6月25日に世界、6月27日に北米で予定されています。

ブラッド・ピットは、F1イギリスグランプリの直前に来場し、映画の一部を撮影したことも報じられています。

[予告編]

予告編では、世界的ロックバンド・クイーンの名曲「We Will Rock You」をバックに、迫力のレースシーンの映像などが映し出されています。


F1 — Official Teaser | Apple TV+(youtube/Apple TV)
■内容紹介(youtubeより抜粋)
Starring Brad Pitt. In cinemas Summer 2025. https://apple.co/F1_

[SNSでの反応]

F1公式やF1ファンの方々による映画に関するポストについていくつか取り上げてみました。

以上です。

運営人自身がF1ファンということもあり(^^)、昨日のF1イギリスグランプリの直前に今回のディザー映像が公開されてびっくりしましたね。

建築関係の方々の中でも、F1ファンはけっこういることは運営人が知る限りでも経験上知っているので、今回いろんなメディアが取り上げている中、あえて取り上げてみました。

公開が楽しみですね。

関連リンク:
→ MUST-SEE_ First teaser revealed for Apple Original Films’ movie ‘F1’ _ Formula 1®
→  F1 – Apple TV+ Press









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ホテル雅叙園東京の庭園に期間限定の避暑スポット「涼みどこ」が登場。百段階段では、企画展「和のあかり×百段階段2024 ~妖美なおとぎばなし~」も開催中







ホテル雅叙園東京の庭園で、期間限定の避暑スポット「涼みどこ」を7月1日より開始したそうです。


ホテル雅叙園東京のアトリウムガーデン(運営人撮影)

[避暑スポット「涼みどこ」について]

「涼みどこ」はホテル雅叙園内に夏の暑い頃の期間に限って設けられる避暑スポットで、誰でも利用できるとのこと。


出典: PR TIMES

番傘と縁台を配した「涼みどこ」は緑豊かな庭園の景観を活かした避暑スポットで、水辺にせせり出た縁台が川床を思わせ、日中の景観美もさることながら、夜の足元を照らす情緒的な演出も魅力。
また、避暑だけでなくフォトスポットとしてもおすすめとのこと。

[避暑スポット「涼みどこ」の場所と期間]

期間は2024年9月30日までで、10時から21時までとのこと。
これならば、夜の風景も楽しめそうですね。

ホテル雅叙園東京の1階平面図を、公式HPより引用させていただきました。
避暑スポット「涼みどこ」は、この中の庭園のところにあるようです。

[百段階段での企画展]

2024年7月5日から9月23日までの期間限定で、ホテル雅叙園東京館内にある東京都指定有形文化財「百段階段」にて「和のあかり×百段階段2024 ~妖美なおとぎばなし~」も開催されています。

こちらは、数日前にarchiclue.の記事で取り上げたので、詳しくはそちらをご覧ください。
→『ホテル雅叙園東京にて「和のあかり×百段階段2024 ~妖美なおとぎばなし~」開催 /文化財建築を舞台に繰り広げられる物語を多彩なアートとともに堪能(PR TIMES)』
https://archiclue.com/?p=73859

あわせて訪れてみるのもいいかもしれないですね。

以上です。

東京都は「クーリングシェルター」と題した取り組みを行っていて、熱中症対策として冷房が効いた空間を誰でも利用できる休憩場所として開放している施設が都内にはいくつかあって、ホテル雅叙園東京もその取り組みに協力したということなんでしょうね。

こういう取り組みはありがたいですね。
ぜひみなさんも利用してみてはいかがでしょうか。

地図

関連リンク
→ ホテル雅叙園東京の庭園に期間限定「涼みどこ」が登場。夏の風情を感じる粋なひとときを。 _ 株式会社目黒雅叙園のプレスリリース (PR TIMES)
→ ホテル雅叙園東京の夏メニュー – ホテル雅叙園東京
→ クーリングシェルター・TOKYO クールシェアスポット_ヒートアイランド対策_東京都環境局









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中野駅新駅舎整備の現況と再開発計画の概要







今回は中野区役所や中野サンプラザがある東京の中野駅にて現在、大規模な新駅舎の再整備プロジェクトが進行中ということで、このまえ現地を歩く機会があったので、現況と再開発計画の概要についてふれてみたいと思います。

[中野駅前の現状]


写真1(運営人撮影)

2024年6月現在の中野駅北口の様子です。
正面に仮囲いされている工事中の建物が、今回取り上げる新駅舎のようでした。
新駅舎の開業は2026年予定で、地上5階、塔屋1階というものすごく高層という建物でもないようなので、写真の様子だとだいぶ進んでいるのかもしれないですね。

現在の北口改札は写真1左奥(東側)なので、新駅舎の改札口はだいぶ西側に移動されるようですね

[中野駅の将来とイメージ図]


出典: PR TIMES

PR TIMESでも中野駅新駅舎について告知しているページ「中野駅西側南北通路及び新駅舎整備・駅ビル開発の概要について」があったので、そこから引用させていただきました。(元の資料はJR東日本が発表したものなんですけど、いちおう。)

このイメージパースは、中野駅の北西側、すなわち今の中野区役所新庁舎のある側から見てみたものだそうです。
なので、写真1と同じアングルからの視点でもありますね。

駅前のイメージがだいぶ変わりそうな計画ですね。
なお、新駅舎の詳しい計画内容(どういうテナントが入るかも含めて)については、ショッピングセンター「アトレ」が入るらしいことと5階が後方施設、3、4階が店舗、2階が駅舎及び店舗ということ以外現時点ではわかりませんでした。

[南北通路について]


出典: PR TIMES

新駅舎2階の簡単な平面図も公開されていました。

新駅舎は橋上駅舎ということで、中野駅の南北をつなぐ通路も整備されるようですね。

図面は上が北になっているので、図の左側が新駅舎の改札階のプランのようです。


出典: PR TIMES

南北自由通路のイメージパースも公開されていました。

この絵は、右側が北口、左側が南口なので改札から店舗を見ているもののようですね。

[中野駅南口のイメージ]


出典: PR TIMES

南口の新駅舎と駅ビルのイメージパースも公開されていました。

[駅前広場整備の考え方と整備完了後のイメージ動画]


出典: PR TIMES

中野駅地区整備基本計画の計画図も公開されていました。

簡単な図の味方ですけど、緑が歩行者空間、オレンジの矢印が2階以上のデッキでの歩行者ネットワーク、濃い緑の矢印が地表での歩行者ネットワークとなっているようです。
なので、歩行者目線でこの図をみるなら、この3つを追えばだいたいわかると思います。

最後は、駅周辺の整備完了後のイメージを俯瞰的な絵図とともに説明している動画が、youtube(中野区公式チャンネル)にあったので、リンクしておきます。


【中野区まちづくり】中野駅周辺が変わります(youtube/中野区公式チャンネル)
■内容紹介(youtubeより抜粋)
中野駅周辺各地区において、現在、市街地再開発事業等の様々な事業が進められています。中野駅周辺まちづくりの将来像について、区民の皆様や来街者の方々に共通のイメージを持っていただけるように、整備完了後のイメージをより具体的に可視化するVR*データを作成しました。
*VR(バーチャルリアリティ)とは、平面図、立体模型、CGデータなどの情報を、3Dデータとして表現したもの。

以上、中野駅新駅舎整備の現況と再開発計画の概要についてでした。
今後も、中野駅前の進行状況については見守っていきたいと思います。

関連リンク:
→ 中野駅西側南北通路及び新駅舎整備・駅ビル開発の概要について _ 東日本旅客鉄道株式会社のプレスリリース PR TIMES
→ 中野駅西側南北通路・橋上駅舎等事業について _ 中野区
→ 中野駅新北口駅前エリア(区役所・中野サンプラザ地区)の現況と再開発計画の概要 archiclue.









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京都の「祇園祭」、日本三大祭りのひとつとも言われるということで調べてみた







日本三大祭りの一つにも数えられる京都の「祇園祭」(他は大阪の天神祭、東京の神田祭)が、今年も7月1日から始まっていますね。

今回は、祇園祭に関する動画リンクをこれまでのように小出しにするのではなく、祇園祭のことをあまり知らない人でもなんとなく雰囲気がわかるようなまとめ文も交えて、このページにてまとめてみることにしてみましたので、よかったら。


八坂神社(運営人撮影)

[祇園祭とは?]

祇園祭(ぎおんまつり)は、京都市東山区の八坂神社(祇園社)の祭礼で、明治までは「祇園御霊会」と呼ばれていました。この祭りは、貞観年間(859年から877年まで)から続く京都の夏の風物詩であり、千年以上の歴史を持つ祭りです。

[2024年の祇園祭の日程]

祇園祭は7月1日から31日までの1か月間にわたって行われます。特にハイライトは、7月17日(前祭)と7月24日(後祭)に行われる山鉾巡行です。これらの日には大勢の人々が京都を訪れ、熱気に包まれます。

[京都と祇園祭について]

祭行事は八坂神社が主催するものと、山鉾町が主催するものに大別されるようですが、一般的には山鉾町が主催する行事が「祇園祭」と認識されることが多いとのこと。またこれらの中で山鉾行事だけが重要無形民俗文化財に指定されています。
祇園祭では、釘を一本も使わず、縄がらみの伝統技法で組み立てる「山建て」「鉾建て」が行われ、山や鉾が京都のまちなかのいたるところに姿を現します。また、宵山では山鉾の御神体や懸装品が飾られ、祇園囃子が流れるなかで山や鉾を鑑賞できます。さらに、ハイライトの山鉾巡行は「動く美術館」とも呼ばれています。
祇園祭は、京都の歴史と伝統を象徴する素晴らしいイベントです。

[祇園祭に関する最近の動画ニュース]

祇園祭に関する現地での様子を伝えている最近の動画ニュースもyoutubeで公開されていました。


祇園祭の無事を祈願する…京都・八坂神社(youtube/読売新聞オンライン動画)
■内容紹介(youtubeより抜粋)
京都・祇園祭が1日、幕を開けた。京都市東山区の八坂神社では、前祭(さきまつり)の山鉾(やまほこ)巡行(17日)で先頭を進む長刀(なぎなた)鉾の稚児らが、祭りの無事を祈願する「お千度の儀」に臨んだ


【くじ取り式】祇園祭のハイライト 「山一番」が決まる 京都・祇園祭 前祭は17日、後祭は24日に山鉾巡行(youtube/Television OSAKA NEWS )
■内容紹介(youtubeより抜粋)
日本三大祭りのひとつ「祇園祭」の山鉾巡行の順番を決めるくじ取り式が行われました。2024年の山一番は?


【祇園祭】にぎわう四条通から中野アナウンサーがリポート 山鉾巡行を前に『曳き初め』(2024年7月12日)(youtube/MBS NEWS)
■内容紹介(youtubeより抜粋)
7月12日、祇園祭の山鉾巡行を前に「曳き初め」が行われている京都の四条通から中野広大アナウンサーがリポート。現場のにぎわいのほか、錦市場の混雑対応策についてお伝えします。

[過去の祇園祭の様子]

最近youtubeにて公開された、昨年までの祇園祭の様子を伝えている動画もありました。


【京の伝統行事】祇園祭 山鉾行事 GION FESTIVAL KYOTO(youtube/KYOTO MACHINAMI CHANNEL)
■内容紹介(youtubeより抜粋)
今回は、祇園祭の中でも大勢の人々が訪れる山鉾巡行に関する行事をご紹介します。
動画は、2023年の祇園祭の様子をまとめています。


【京の建物】京都市本庁舎 屋上庭園から眺める祇園祭山鉾巡行 Kyoto City Hall(youtube/KYOTO MACHINAMI CHANNEL)


【京都】祇園祭の1カ月間を楽しむ動画 前編 Gion Festival Digest Video Part 1(youtube/京都新聞)
■内容紹介(youtubeより抜粋)
祇園祭といえば、山鉾巡行やその前日の宵山を思い浮かべる人が多いと思います。本来は京都市東山区にある八坂神社の祭礼で、7月1日の吉符入りから1カ月もの間、神社や氏子町で神事や行事が執り行われます。過去の動画を編集した祇園祭のダイジェスト版をどうぞ。


【京都】祇園祭の1カ月間を楽しむ動画 後編 Gion Festival Digest Video Part 2(youtube/京都新聞)
■内容紹介(youtubeより抜粋)
祇園祭といえば、山鉾巡行やその前日の宵山を思い浮かべる人が多いと思います。本来は京都市東山区にある八坂神社の祭礼で、7月18日の吉符入りから1カ月もの間、神社や氏子町で神事や行事が執り行われます。過去の動画を編集した祇園祭のダイジェスト版をどうぞ。

以上です。

運営人自身も祇園祭は小さい頃(中学生くらい?)に1度体験しただけなので、復習もかねてでした。
なお、よさげな新しい情報が見つかれば、祇園祭開催中の7月中であればこのページに随時追記していく予定です。
このページを見ればなんとなく、今年の祇園祭の雰囲気がわかるというものにしてみたいと思っています。

地図

関連リンク
→  祇園祭「どんな祭?」|【京都市公式】京都観光Navi
→  祇園祭行事日程 _ 公益財団法人祇園祭山鉾連合会
→  祇園祭|主な神事・行事|八坂神社

※2024年7月14日追記しました。









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ガンダムの新たな神聖なる旅? 日光東照宮に“ガンプラ”を奉納







日光東照宮が「日光の社寺」世界遺産登録25周年を記念して、BANDAI SPIRITSとともに「MG 1/100 武者ガンダムMk-II 徳川家康 南蛮胴具足Ver.」というガンプラを製作し、奉納したそうですね。

1ヶ月とすこし前のニュースみたいですけど、今頃知りましたよ。


日光東照宮(運営人撮影)

ガンプラとは

「ガンプラ」とは、アニメ「機動戦士ガンダム」シリーズに登場するモビルスーツやモビルアーマーと呼ばれるロボットや戦艦を立体化したプラモデルの総称です。1980年に誕生した「1/144ガンダム」以来、累計出荷数は7億個に達しているそうです。

ガンプラ奉納の経緯

日光東照宮は、「日光の社寺」として世界遺産に登録されてから25周年を迎えることを記念し、ガンプラ「MG 武者ガンダムMk-II 徳川家康 南蛮胴具足Ver.」の奉納を決定。
このガンプラは、日光市の「プラモデルを活かした地方創生」に寄与するために製作されたとのこと。

MG 武者ガンダムMk-II 徳川家康 南蛮胴具足Ver.について

ガンプラ「MG 武者ガンダムMk-II 徳川家康 南蛮胴具足Ver.」は、徳川家康が関ヶ原の戦いの際に着用したと伝えられる「南蛮胴具足」の色彩と兜をモチーフにデザインされているとのこと。
なお「南蛮胴具足」は実存しており、今も日光東照宮に収蔵されています。


出典: PR TIMES

奉納式当日の様子

日光東照宮の奉納当日の様子を伝えている動画ニュースもyoutubeにて公開されていました。


徳川家康の甲冑モチーフのガンダムのプラモデルが発売決定!日光東照宮に奉納(youtube/とちテレNEWS)

奉納式後の現地の様子

SNS(X)で探してみると、奉納式後の様子を伝えてくれている方もいました。

以上です。

いやはや、知らなかったですね。

そういえば、昔、武者ガンダムなるガンプラもあったので、その延長なんですかね。

ということで、昨日、このことを知り、神社とガンプラとはあまりに珍しい組み合わせなので、記録もかねてあえて取り上げてみることにしました。

地図

参考記事:「日光の社寺」世界遺産登録25周年を記念し、日光東照宮に“ガンプラ”を奉納 _ 株式会社BANDAI SPIRITSのプレスリリース(PR TIMES)

関連リンク:
→ MG 1_100 武者ガンダムMk-II 徳川家康 南蛮胴具足Ver.|バンダイ ホビーサイト
→ 日光東照宮の奥宮に続く石段【とある街の風景400】/栃木県日光市山内 – 東京坂道さんぽ









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テレビドラマ「正直不動産2」のブルーレイ・DVDが発売! 収録内容や脚本家情報など







「正直不動産2」のブルーレイとDVDがNHKエンタープライズから発売されましたね。


出典: PR TIMES

[正直不動産2とは?]

「正直不動産2」は、嘘のつけない不動産営業マン永瀬財地(山下智久)とカスタマーファースト命の月下咲良(福原遥)の名コンビが活躍する痛快ビジネスコメディードラマです。前作「正直不動産」の続編で、不動産業界の裏側やトラブル解決のエピソードを描いています。

[正直不動産について]

マンガ「正直不動産」を実写化したドラマです。物語は、嘘のつけない不動産営業マンとして知られる永瀬財地が、さまざまな不動産トラブルに立ち向かう姿を中心に展開されます。タワーマンション購入の落とし穴や家賃滞納問題、ワンルーム投資のリスクなど、リアルな不動産情報が盛り込まれています。

[ブルーレイ・DVD収録内容]

ブルーレイ・DVDの収録内容です。

第1話「帰ってきた不動産屋」
第2話「思いを伝える」
第3話「もしもピアノが置けたなら」
第4話「信用ってなんだ?」
第5話「善意の代償」
第6話「春よ来い」
第7話「禁断の果実」
第8話「無限ループ地獄」
第9話「神木という男」
最終話「正直不動産よ、永遠に」

収録内容は、第1話から最終話に加えて、特典映像にはオールアップ集、正直メイキング、風ダイジェスト、5分PRなどが含まれています。さらに、封入特典として特製ブックレット(20P)も付いています。
初回購入特典としてB6クリアファイルも用意されているそうです。

[原作・脚本家について]

原作者と脚本家については以下のとおりです。

原作:大谷アキラ(漫画) 、夏原武(原案) 、水野光博(脚本)、「正直不動産」(小学館「ビッグコミック」連載中)
脚本:根本ノンジ、清水匡、木滝りま
※NHKのホームページを参照しました。

[PR動画]

PR動画もyoutubeにありました。そのうち見られなくなるかもしれないですが、リンクしておきます。

内容紹介(youtubeより抜粋)
山下智久が演じる嘘のつけない不動産営業マン・永瀬財地と、福原遥が演じる月下咲良の名コンビが帰ってきた!不動産で悩む人々をあの“風”に乗って救います!特典映像も盛り沢山!
【出演】山下智久 福原遥 草刈正雄 ほか

以上です。

「正直不動産2」は運営人も楽しく全話見させてもらいました。(^^)
ドラマですが、不動産の実務でも役立つリアルな情報もちりばめられていて、色々とためにもなる内容でしたね。

また運営人の古くからの友人が不動産関係の営業マンを今もやっていて、そういう意味でもすこし思い入れが入ってしまったかも。(^^)

ということで今回はブルーレイ・DVDが販売開始(NHKのドラマではなかなか珍しいパタンのようです)ということで、ちょうどいい機会なので、おすすめドラマとして取り上げてみました。

参考記事:「正直不動産2」ブルーレイ・DVDが発売! _ 株式会社NHKエンタープライズのプレスリリース-PR TIMES
 









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大阪ガスの実験集合住宅「NEXT21」にて住戸改修の概要が発表される







実験集合住宅「NEXT21」において、504住戸(床面積134.64㎡)の改修が決まったとのこと。


運営人撮影

「NEXT21」は環境、エネルギー、暮らしの面から実験を継続しながら2024年4月に居住実験30周年を迎え、今後の発展に向けて「和の居住文化の継承・発展」をテーマにした住戸改修を実施するようですね。

大阪ガス実験集合住宅「NEXT21」とは?

「NEXT21」は大阪市天王寺区にあります。環境やエネルギーに焦点を当てた実験集合住宅であり、敷地面積は1,500㎡ほどあり、住戸は18戸あります。1993年に竣工後、大阪ガスの社員が実際に居住しながらエネルギーシステムの構築や住戸の改修などさまざまな実験・検証を続けています。

504住戸改修について

「NEXT21」の5階にある504住戸(134.64㎡)を改修する計画のようです。
改修では「パッシブデザイン」を活用し、自然の力を取り入れた最適な設計を実現。また、「サーキュラーデザイン」を採用し、既存住戸の材料を再利用し、新規材料には周辺地域で発生する「ゴミ」を活用するとのこと。改修テーマは上記でもふれましたが、「和の居住文化の継承・発展改修」とのこと。

「NEXT21」はこの改修により、和の居住文化を尊重しつつ、サステイナブルな暮らしを実現し、地域スケールの資源循環ネットワークの構築を目指すとのこと。

改修の設計者は?

改修の設計者は川島範久氏と株式会社川島範久建築設計事務所です。

スケジュール

2025年4月に解体開始、2026年2月に竣工予定とのこと。

以上です。

「NEXT21」といえば、大阪にあって、内田祥哉氏が関わったことでも知られている建築ということで、昔から気になっていることもあり、今回取り上げてみました。


出典: PR TIMES

参考記事:大阪ガス実験集合住宅「NEXT21」504住戸改修の概要発表(PR TIMES)

地図

関連リンク:
→ 大阪ガス実験集合住宅 NEXT21 – archiclue. [アーキクルー]









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中野駅新北口駅前エリア(区役所・中野サンプラザ地区)の現況と再開発計画の概要







今回は中野区役所や中野サンプラザがある中野駅新北口駅前エリアにて現在、大規模な再整備プロジェクトが進行中ということで、このまえ現地を歩く機会があったので、現況と再開発計画の概要についてふれてみたいと思います。

[中野サンプラザの現状]


写真1

2024年6月現在では、写真1のとおり、まだ建物は残っていましたね。(写真1)
ただ、中に人がいる気配はありませんでした。


さよなら中野サンプラザクロージングムービー

正確には2023年7月2日に中野サンプラザは営業を終えたんですね。
youtubeにて、「さよなら中野サンプラザクロージングムービー」という2023年7月15日から17日に開催された「さよなら中野サンプラザ感謝祭」で上映された動画が公開されていました。
うるうる。

[中野サンプラザの将来]


出典: PR TIMES

PR TIMESでも中野駅新北口駅前エリアについて告知しているページ「中野サンプラザを含む中野駅新北口駅前エリアにおける市街地再開発事業「中野四丁目新北口駅前地区第一種市街地再開発事業」都市計画決定のお知らせ」があったので、そこから引用させていただきました。

左側は、駅前再開発のポンチ絵(構想図)で、右側が将来の予想図(外観パース)ですね。
なるほど。

あとは遠くに山並みも描かれてますけど、こちらは富士山のようですね。
なので、予想図(外観パース)は今回の再開発エリアの北東側にある中野ブロードウェイ側からみたもののようですね。
てっきり、中野駅側から見たものとぱっと見は思ってしまいましたけど。

計画内容については、PR TIMESの一文を抜粋させていただくとですね、
『中野サンプラザや中野区役所の敷地を含む2ヘクタールを超える大規模な敷地において、同エリアの象徴的な存在である中野サンプラザの機能を再整備し、ホール・オフィス・住宅・商業・ホテルなどで構成される複合施設を開発する事業です。』
とのこと。

中野サンプラザにはホテルも音楽ホールもあったので、この機能をバージョンアップさせるということみたいですね。
楽しみです。

[多目的ホールについて]


出典: PR TIMES

PR TIMESの記事では、中野サンプラザの後継となる多目的ホール(およびオフィス・住宅棟)のイメージパースをありました。
左側の外観イメージパースは、中野ブロードウェイ側からみたものなので、多目的ホールは駅から離れた場所にできるようですね。
概要については『2023年7月2日に閉館した中野サンプラザのDNAの継承・発展のため、新たな「文化の聖地」として臨場感や一体感が感じられる、最大7,000人規模の「多目的ホール」を整備します。』(PR TIMESからの引用)とのこと。

7000人規模といわれてもピンとこないので、都内で規模の近いホールを調べてみると東京国際フォーラム・ホールAが約5000席、東京体育館・メインアリーナが約9000席で、この中間あたりの大きさのホールということみたいですね。

[中野区役所の旧庁舎の現状]


写真2

2024年6月現在では、中野区役所の旧庁舎はまだ残っていましたね。(写真2)
ただし、中野区役所はすぐそばにある新庁舎に5月初旬に移転したこともあり、人の気配は感じなかったですね。

[再開発後の立体的な歩行者ネットワークと広場]


出典: PR TIMES

中野区役所の旧庁舎があったあたりには、交通広場や複合施設に直結する歩行者デッキおよび立体的なアトリウムができるようです。
今の駅前も中野サンプラザの音楽ホールとの関連なのか、ままゆったりとしていますが、さらに広々とした空間になるのかもしれないですね。

以上、中野駅新北口駅前エリアの現況と再開発計画の概要についてでした。
今後も、中野駅前の進行状況については見守っていきたいと思います。

地図

関連リンク:
→  中野サンプラザを含む中野駅新北口駅前エリアにおける市街地再開発事業「中野四丁目新北口駅前地区第一種市街地再開発事業」都市計画決定のお知らせ -PR TIMES(野村不動産ホールディングス株式会社)
→  中野駅新北口駅前エリア(区役所・サンプラザ地区)再整備について _ 中野区
→ 中野サンプラザ -archiclue. 
→  新しい中野区役所の屋上庭園に行ってみる【とある街の風景424】/中野区中野 – 東京坂道さんぽ
→  ケンチク情報局@archiclue. -archiclue.









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イギリスの建築デザイン情報サイト「dezeen」で取り上げられた日本の建築まとめ(2024年版)







海外(イギリス)の建築デザイン情報サイト「dezeen」で取り上げられた国内にある建築についてまとめてみました。

archiclue.では当初(10年ほど前)、海外の建築デザイン情報サイトで取り上げられた建築に関する記事も紹介していたこともあり、このたびまとめ版として復活させてみました。

まずは「dezeen」で2024年中に取り上げられた記事をまとめてみましたので、よかったら参考にしてみてください。

なお、「dezeen」は全文英語ですが、苦手な方でも翻訳機能を使えば概要は理解できますし、なんといっても写真がきれいなので、それだけでも見る価値はあると思いますよ。

NOT A HOTEL SETOUCHI / BIG


ビャルケ・インゲルス(Bjarke Ingels)率いるビャルケ・インゲルス・グループ(BIG)による「NOT A HOTEL SETOUCHI」(広島県三原市の佐木島)の紹介記事。
BIG releases visuals of Not A Hotel Setouchi on Japanese island (dezeen.com)

 

市松の家 / IGArchitects


IGArchitectsによる「市松の家」(埼玉県)の紹介記事。
https://www.dezeen.com/2024/01/25/igarchitects-check-patterned-house-japan/

 

K-house / YLANGY YLANGY(近藤道太郎)


YLANGY YLANGY(近藤道太郎)による「K-house」(埼玉県)の紹介記事。
https://www.dezeen.com/2024/02/05/slow-yamaguchicho-house-japan/

 

House in Toyama / NYAWA 


NYAWAによる「House in Toyama」(富山県富山市呉羽町)の紹介記事。
https://www.dezeen.com/2024/02/07/nyawa-toyama-renovation-holiday-home/

 

軽井沢コモングラウンズ / クライン・ダイサム・アーキテクツ(Klein Dytham Architecture ) 


クライン・ダイサム・アーキテクツによる「軽井沢コモングラウンズ」(長野県北佐久郡軽井沢町)の紹介記事。
https://www.dezeen.com/2024/03/12/klein-dytham-architecture-karuizawa-commongrounds-bookstore-nagano/

 

麻布台ヒルズ森JPタワー / 森ビル、ペリ・クラーク・ペリ・アーキテクツ・ジャパン(Pelli Clarke & Partners )


森ビル、日本設計、清水建設、ペリ・クラーク・ペリ・アーキテクツ・ジャパン(外装デザイン)による「麻布台ヒルズ森JPタワー」(東京都港区麻布台)の紹介記事。
https://www.dezeen.com/2024/03/19/mori-jp-tower-pelli-clarke-partners/

 

2700 / IGArchitects


IGArchitectsによる「2700」(埼玉県)の紹介記事。
https://www.dezeen.com/2024/04/21/2700-skinny-house-igarchitects-japan/

 

TOILETOWA / 遠野未来建築事務所


遠野未来建築事務所による「TOILETOWA」(埼玉県)の紹介記事。
https://www.dezeen.com/2024/05/03/toiletowa-tono-mirai-architects-japan/

 

北陸住居No.3 / チドリスタジオ


チドリスタジオによる「北陸住居No.3」(石川県)の紹介記事。
https://www.dezeen.com/2024/05/29/chidori-studio-hokuriku-residence-no3/

 

塀の家 / nendo


nendoによる「塀の家」(長野県北佐久郡軽井沢町)の紹介記事。
https://www.dezeen.com/2024/06/21/block-wall-house-nendo-japan/

 
※2024年6月時点の掲載情報です。dezeenの記事が新たに公開されれば、2024年分についてはここにて追記していきます。
 









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工事中の新宿駅西口







工事中の新宿駅西口の2週間ほど前の様子です。

昨日は超高層の複合ビルの建設がはじまったというニュースも流れていましたね。

そして、いま僕が立っているビックカメラの入っているビルのデッキもなくなるらしいですね。

2024年撮影

地図:東京都新宿区西新宿1丁目









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自由が丘の交差点







商業施設「JIYUGAOKA de aone (自由が丘 デュ アオーネ)」からの眺めです。
自由が丘はもうすこし道路なんとかしてほしいなあと思ってしまいますね。

ちなみに「JIYUGAOKA de aone」はイオンモールが運営している施設らしいですよ。
できたばかりということで、内部はぴかぴかでした。

建物の詳しいことは商店建築2024年2月号で取り上げられていましたので、気になる方はそちらを見られたらと思います。

2024年撮影

地図:東京都目黒区自由が丘









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東京高速道路(KK線)と海岸道路







中銀カプセルタワービルがあった頃の景色。
いまはもうなくなってしまいましたが、道路はそのままです。
ただKK線もだいぶ老朽化しているので、今後どうなることやら。

2017年撮影

地図:東京都中央区銀座







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奈良の正倉院   #ブラタモリ







先週3月2日放送のブラタモリは奈良の正倉院でしたけど、よくよく思い出してみたら建築学生のときに訪れてましたね。(^^)

もう20年以上前なので、古いデジカメで画像荒いですけど、正倉院ですね。
雨降ってましたけど。

たしか古建築実習なる実地授業でしたね。
懐かしいなあ、みんなどうしているのかな。

そういえば、このときは祖父が(若い頃)宮大工だったということは知らなかったんですよね。
知ったのは卒業してからずいぶんあとのことでした。
親も引け目があり言い出しにくかったのかな(それとも聞いたけど軽くスルーしてしまったのか、汗)。

まあ祖父は僕が建築を学ぶ前に亡くなっているので、もし僕が建築を学ぶことを知ったらどうだったんだろ?と時々思うことがありますね。

宮大工のことも聞けたかもしれないですね。

そんなわけで、罪ほろぼしというと大袈裟かもしれないですけど、最近は坂道巡りでも神社仏閣をまわることも多いので、自分なりに日本建築についてぼちぼちと復習していたりしますよ。

とりあえずそのあたりのことは、この「都市建築WithMap」や「東京坂道さんぽ」の活動の中で、実践していければなと思う今日この頃です。

地図

関連リンク:
#262「奈良・正倉院」◆初回放送2024年3月2日◆ – ブラタモリ – NHK
東京坂道さんぽ







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「多摩ニュータウンノ色」展/パルテノン多摩







ひさびさにイベントレポートです。

先月、「多摩ニュータウンノ色」という、パルテノン多摩ミュージアムで開催されている企画展に行ってきました。

多摩ニュータウンの集合住宅の外壁の色に焦点を当てた企画展だそうです。

調査団による調査結果や過去の資料をまとめたもので、色彩計画の背景などを紹介されているほか、建物に使用されているさまざまな色彩計画について知ることができました。

展示物について

以下は気になった展示物です。


色を建物の年代別で見る


街の色のルール


ジオラマ

多摩ニュータウンの模型は圧巻でしたね。

なお会場は、第1章:マチノ色、第2章:多摩ニュータウンノ色、第3章:色ノウツロイという構成となっていました。

期間と場所

展覧会は2024年5月27日まで開催中とのこと。(3/28(木)、4/22(月)、5/8(月)は休館)

地図 /東京都多摩市落合2丁目35番地

関連リンク
→   企画展「多摩ニュータウンノ色」 – パルテノン多摩公式サイト









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宇宙船地球号の話







宇宙船地球号といえば、なんとなく”あれのこと”かなあと想像するかたも多いとは思いますけど、まさにそのあれの話だと思います。(笑)

ひさびさに読んでみましたよ。バックミンスター・フラーによる「宇宙船地球号操縦マニュアル」をですね。

ここでは感覚的な話(書評ブログをしたいわけではないので)しかしませんけど、読み終えてみて頭の奥のほうの筋肉をこりこりとされた気分になりましたね。
原本は1969年にアメリカで出版された本ですけど、こういうコロナ禍の状況を経験してから古い本を読み直すとけっこうな割合でちょっと古く感じることが多いのですが、この本は違いましたよ。
計画家(プランナー)しかり、建築家しかり、技術者の方は、一読してみると元気もらえるかもですよ。本文そのままですが(笑)。 ただし、いろんな意味で距離は置きながら冷静にという感じですかね。

ちなみに著者のバックミンスター・フラー氏の活動も興味深いですよね。 wikipediaでは彼のことを”思想家、デザイナー、構造家、建築家、発明家、詩人”と紹介していますね。これが正しいかどうかはさておくとして、僕的には、建築家にして数学者、哲学者かつ詩人という感じで見ているかもしれないです。今のところは。
そして彼の活動に影響を受けた建築家もけっこういて、その中にはあのノーマン・フォスター氏もいます。ノーマン・フォスター氏といえば、appleの本社(Apple Park)を設計した建築家としても有名なんですよ。知っている人も多いとは思いますけど。 そして、ついうっかりと、

バックミンスター・フラー → ノーマン・フォスター → apple

てな具合のつながりをすこしばかり想像というか妄想してしまいましたが、実際のところどうなんでしょうね。
ということで、バックミンスター・フラー(と建築の関係も?)については、このブログでもおいおい取り上げていこうかなと思いつつ、今日はこれぐらいで。









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ウーブン・シティのお膝元、裾野市でSDCC構想の終了を発表







「​​カタカナが多くて無理? トヨタウーブン・シティ地元、裾野市の未来構想が終了​」というトヨタウーブン・シティ関連の記事がレスポンスさんにでていましたね。

最初みたときはドキリとしましたよ。

「トヨタウーブン・シティが無くなる?」という感じでですね。(汗)

ただ、裾野市のSDCC(スソノ・デジタル・クリエーティブ・シティ)について説明している​市のHPページ​をよく読んでみると、裾野市においてのスーパーシティを見据えたスマートシティを実現するための構想が終了したというだけで、ホームページにも『ウーブン・シティはトヨタが自己資金・自己所有の土地で進める実証実験の街であり、市が独自にスマートシティを目指すという主旨であったSDCC構想とは直接的な関係はございません。ウーブン・シティは2024年から2025年の一部開所に向けて引き続き建設が進められると聞いていますし、今後とも連携を図ってまいります。』とあるとおり、SDCC構想とウーブン・シティは別物のようですね。

いやはやなんともという感じですが、すこしばかりひと安心。(^^)

せっかくなので、「Woven Cityイメージビデオ」なるPR動画がyoutubeにて公開されていたので、ウーブン・シティとは?という方のためにリンクしておきますね。







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JR駅構内のシェアオフィスも光触媒







最近JRの駅構内で見かけるシェアオフィスですが、このまえ通りががりに詳しく見てみたら気になる記載を見つけました。


写真1

駅構内のシェアオフィス?なにそれ?というかたもこの写真みれば、ああこれねと思う方も多いのではないですかね。見ての通り、個室ブース型のシェアオフィスで、正確には「STATION BOOTH」という名前がつけられていましたね。
僕もまだ使ったことはないのですが、公式HPみると都内だけでもかなりの数のJR各駅に設置されているみたいですね。


写真2

気になったので、案内読んでみると15分で275円ですか。なるほど単純明快でわかりやすい。

そして、さらに見てみると、なんと料金案内の上に「光触媒コーティング施工済」と書かれたステッカーが。(^^)

最初からだったんですかね。前みたときは気が付かなかったんですけどね。とりあえず、今後使おうと思ったときのコロナ禍でありがちな心理的ハードルが下がったかも。

ちなみに、なぜ光触媒?という具合に気になる方は、過去に光触媒について書いた記事「光触媒が気になるわけを考えてみた」も公開中ですのでよかったら読んでみてくださいね。









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港の見える丘公園からも見える鶴見つばさ橋のこと







先週、土曜日のテレビ番組「新美の巨人」では、港の見える丘公園を取り上げていましたね。
番組では港の見える丘公園の展望台からの景色のことも取り上げられていて、もちろん横浜ベイブリッジがよくみえることも説明されていましたが、実はこの展望台から横浜ベイブリッジの奥に鶴見つばさ橋もちらりと見えることを知っているひとってどれくらいいるんでしょうかね。

さすがにこのことはレア話すぎてもちろん番組でも取り上げられていませんけど、流れていた映像では鶴見つばさ橋もちらりと見えていましたね。


写真1

こちらは昨年、港の見える丘公園の展望台を訪れたときに撮ったもので、ここにも実はちらりと鶴見つばさ橋が見えていたりするので、実例がてらです。

写真1でいえば、横浜ベイブリッジの2本の柱の間に、鶴見つばさ橋の柱が見えているんですよ。夜景なので、昼よりはよくみえていましたね。

ちなみに、なぜ鶴見つばさ橋なのかというと、この橋はデザイナーの川上元美さんがデザインしたことでも知られていて、実は僕の高校の先輩でもある方なので、ここにくると、遠くに見える景色を見ながら個人的にいろいろと感慨深い気分になるからなんですよ。

港の見える丘公園の展望台からみえる先輩の作品。(^^)

勝手に盛り上がってしまって恐縮ですけど、まあそういうわけなんですよ。

なお鶴見つばさ橋とはどういう橋なのかというかたに向けて、ご本人の解説も入っている動画を発見したので、よかったら。

おそらく展覧会のときかなにかに流されていた映像の可能性大のものです。 

動画(川上元美 デザインの軌跡

そんなわけで、新美の巨人を見ながら港の見える丘公園からの横浜ベイブリッジやら鶴見つばさ橋を見て、ふとデザイナーの川上元美さんように建築家が橋を手掛けることってどれくらいあるのだろかと思ったわけです。

そして調べてみると、実はけっこうな実例があって、熊本県の「馬見原橋(青木淳)」、フランスの「紙の橋(坂茂)」、高知県の「梼原木橋ミュージアム(隈研吾)」、UAEの「シェイク・ザーイド・ブリッジ(ザハ・ハディット)」、アメリカの「BPbride(フランク・O・ゲーリー)」、そして直近では、山口県の「久杉橋(隈研吾)」なんかがあるみたいですね。

そういう意味では、長く残る構造物でもあるので昔の建築家にありがちな使いがってがよくなく悪目立ちばかりするようなものはつくれないだろうから建築界隈にもいい影響(悪目立ちしてなくてもインパクトのある建物はできるということですかね、おそらく)がでるだろうし、業界としても職能を広げるという意味でも、建築家ももっと道路や橋の設計なりデザインなりにも目を向けてもいいのかもしれないなあと、ふとそんなことを思いました。 









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建築と太陽と健康







最近は、こういうコロナ渦で、さらに友人が光触媒の事業をはじめたということもあってか、”建築と健康とは?”という感じのことをふと考えることも多くなってきたんですよね。

そんななか、「太陽の光は人体にどんな影響を与えるのか?…今日は「日照権の日」」という記事が、講談社のHPで最近公開されているのをみつけました。

ついこの前の6月27日は「日照権の日」ということから話を広げての記事のようでした。

自分の最近の実感としては、建築、特に住宅などを建てるときに、太陽と建築の関係といえば、僕が建築学科を卒業した頃はそういうこともきちんと意識しなさいとかけっこうしつこくいわれたことは記憶にありますし、建築関連の時事記事でもそういうことはさらりと言われていたと思うのですが、今は昔ほどは厳しくいわれなくなったような気がします。

むしろ南向きに窓をつけると室内の温度が上がりすぎてそちらのほうがデメリットなんてこともちらほら言われているような。

でも記事にあるように「日に当たること」の重要性は、このコロナ渦になって、リモートワークで家にいる時間が長くなればなるほど再認識したことなのではないかなと思いますね。

ちなみに建築環境と太陽といえば、リチャード・ホブデイ氏による「1日15分、「日なたぼっこ」するだけで健康になれる 」という本がすこし関係しそうです。

最近は、こういう時期ということもありKindle Unlimitedにも登録して、ぼちぼちと電子書籍でおもしろそうな本ないかな?と調べているなかで、この本を見つました。

アマゾンの説明によれば、著者のリチャード・ホブデイ氏は、

工学博士。公認技術士。英国エネルギー・インスティテュート会員。建築環境における太陽光と健康についての研究の第一人者。エネルギーの保存や太陽光に関する技術の研究により、イギリス・クランフィールド大学工学大学院より博士号を授与される。1980年代より、エネルギー効率を高めた建築が健康におよぼす影響を研究。機械工学、サステイナブル・デザイン、都市計画、感染症予防、公衆衛生と多彩な分野を結びつけ、太陽光線と戸外の新鮮な空気を積極的に取りこむ建築を追求している。(アマゾンの紹介文をそのまま抜粋させていただきました。)

という人物のようだったんです。

そんなわけで、建築環境における太陽光と健康についての研究の第一人者という点が気になり、実際に読んでみたわけです。

ただ内容は、結論からいえば期待した建築の話はなく、純粋な医学と健康関連の話が続くものでした。

とりあえず太陽光と健康についての知見が満載だったので、読み応えはあり、健康についてやビタミンDの大切さについても学ぶことはできたんですけどね。

そんなわけで、リチャード・ホブデイ氏の専門でもある建築環境における健康といえば、病院建築がぱっと思い浮かべますし、実際、建築学科時代の友人にも病院建築に関わっているものもいます。

ただ今僕が探しているのは、そういう専門的な建築だけでない知見なんですよね。

とにかくコロナの影響もあって建築への知見も日々変化していくことを実感している今日このごろです。

やはり建築は深い。

そんなわけで今回はとりとめない感じになってしまいましたが、いま思っていることを雑記がてら書きたくなり残しておくことにしました。

では。









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光触媒が気になるわけを考えてみた







最近、建築学科時代の大学同級生の友人が光触媒関連の商品を扱う会社(→ 光抗菌プロ(ADVINTAGE))を立ち上げたということで、連絡もらっていろいろ話をしてみて、その後、独自で光触媒のことを調べているんですが、なかなかおもしろいですね。時々気になるものはarchiclue.でも紹介していたりするんですが、とくにその中で印象的だったのは、先週流れていた「光触媒技術で新型コロナ99.9%不活化 東大チーム」というニュースでした。内容としては光触媒技術を使った空気清浄機が空気中に浮遊する新型コロナを99.9%不活化できることがわかったというニュースです。

これはなかなか画期的なことなんじゃないですかね。

ただ空気清浄機といってもいろいろなものがあり、空気噴霧の問題もいろいろ取りざたされているなかなので、僕自身もいろいろな疑念が払拭できなかったのでさらに情報収集を続けてみるとですね。

おそらく上記の動画ニュースと同じ内容の話でさらに詳しく取り上げている記事がTECH+というマイナビニュース系のサイトで公開されていました。

→『東大など、光触媒でエアロゾル中や液体中の新型コロナの無害化に成功

この記事によれば今回のは東京大学とカルテックによる実証実験のようですね。

ちなみにカルテックというのは光触媒技術を応用した空気清浄機などを制作しているメーカーで、最初に取り上げた大学同級生の会社のサイトでカルテックの空気清浄機をレンタルまたは販売していて、そこで僕も知りました。

あとこの動画もそんななか見つけたもので2020年11月に公開された動画で、すでにarchiclue.でも紹介しているものですが、カルテックとはどんな会社なのかを知るのにはいいニュース動画だと思います。

まあそんなわけで、大学同級生の話から知った光触媒なわけですが、よくよく考えてみれば、僕自身、このブログの自己紹介でも書いてますが建築を学ぶ前に地元の大学で生物工学らしきものを学んでいたりしてるんですよね。(汗)

しかもそのときの同期がシャープに就職したものもいたりしたので、そういう意味では、つながりがないというよりも、むしろ二刀流ではないですがけっこうつながりがありそうな気もしていて、自分が直接関わるかとか関わらないとかそういうこと以前に頭の中ではいろいろとよからぬ妄想(笑)が広がっている今日このごろではあります。

ちなみに2019年のニュース「藤嶋昭 光触媒反応を発見した東京理科大栄誉教授」では光触媒を発見した人は日本人で、その方の研究はノーベル化学賞(以前に吉野彰氏が受賞したことで有名ですね)の候補にも名前が挙がっているそうですね。

いやはや、偶然知ったこととはいえ調べれば調べるほどいろいろなことがわかってきて興味深いです。
ということで、今回はリンクの多いものとなりましたがこんな感じです。

追記20210601:動画も貼り付けているのですが、どうもパソコンではきちんとみられるのですが、スマホでは記事に貼り付けた動画がみられないパタンもあるようなので、動画へのリンクも張り直してみました。あしからず。

追記20220904:東大チーム関連のニュース動画がyoutubeで非公開になっていたので、関連する内容を一部訂正しました。







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PLATEAUはパラレルワールドの最初の一歩?







国土交通省が2020年度の事業として全国56都市の3D都市モデルの整備を完了したことを発表したというニュースがありましたね。
PLATEAUいろいろ可能性ありそうですね。

SNSなんかでのゲーム系やCGパース系の人のつぶやきみていると、今の状態でもけっこうできそうなことが見えてきていますよね。
すでにゲームのようなパラレルワールドの世界をつくっているひともいるようですしね。
個人的には、設計事務所時代にCGパースを任されることも多くて、一時期、CGパース屋さんに転職しようかと本気で考えたこともあった身としては(笑)、そっち系の意味でもPLATEAUは気になる存在でもありますかね。
自分が直接関わるかとか関わらないとかそういうこと以前に。
とりあえず今は、自分のこれまでの経験も踏まえながら、archiclue.で取り上げるための情報収集もしていきますが、なにかおもしろうそうなことでもあれば、ここでも取り上げたいなあとは思っています。
(archiclue.のTwitterではなかなかそういうことを気楽につぶやく流れにしていなかったこともありますし、元々ここではそういうことをさらりとつぶやきがわりに書くことも想定していたこともありますしね。(そんなこともあり直近の過去記事でもそういう雰囲気になっています。))

せっかくなので、「LATEAU Concept Film」なる、youtubeの国土交通省Project PLATEAUのページにて、最近公開されていたコンセプトムービーなど(個人的にはプロモーション動画と同じだとは思いますが、PLATEAUの公式Twitterでは、コンセプトムービーと言われていたので、この言葉を使ってみました。)。

ただ、ナレーションの女性の声が、森ビルのプロモーション動画の人の声とすごく似ているので、なんとなく脳内で森ビルの動画とかぶってしまうところがありましたけど。

最後に、PLATEAUの公式サイトへのリンクものせておきます。
ちょっと前は、Chromeブラウザでみてみると真っ白な画面だけが表示されていましたが、現在はきちんと表示されるようになったみたいですね。
PLATEAU [プラトー]
とりあえず、PLATEAUはなんぞやという方は、この公式サイトをみてみることをおすすめします。

PLATEAU [プラトー]
https://www.mlit.go.jp/plateau/

ということで、書き終えてみてタイトル見直してみると、なんかおおげさなタイトルつけてしまったようで申し訳ないですが、今回はさらりとこんな感じです。

追記:20210601:スマホでは動画が見られないようなので、動画への直接リンクを追加しました。









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ソニックレーシングをやってみる







上の画像は、ゲーム画面をスクリーンショットしてみたものです。(ゲーム途中でむりやりスクショしたので、1台だけしか写ってません。たぶんもっとうまいやり方があるのかもしれないですけど。)

このまえのハイパーICCのこともあり、そういえばということでApple Arcadeのことを思い出し、ソニックレーシングをプレイしてみたんですが、CGはきれいだし(上の画像でいえば、道路の勾配具合やらまわりの景色のCGはかなりのものですよね)、操作性も敏感だし、iphoneを新しくしたかいもあったかなという感じですね。

ちなみにソニックレーシングとは、セガから発売されているレースゲームですね。
公式サイトをみてみると、任天堂スイッチやPS4などでプレイできるみたいです。
そういえばSEGAのゲームをするのは久々ですね。バーチャロン以来。(^^)
バーチャロンは昔、ゲーセンで気晴らしにけっこうやってました。。
まあたいしてうまくもなかったですが。
90年代後半の話ですけど。

あとは、この前のPLATEAUの座談会でもポケモンGOの中の人がでていたとおり、やはりこのあたりと建築やまちづくりの話がどうつながっていくのかなという点でもちょっとばかりまじめに気にしてみようかなと思ってみたり。
まあそうでもないとここに書いておく意味もあまりないかもしれないですからね。(笑)

ということで、今回はこんな感じです。







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スパコン「富岳」本格稼働、とのこと







今日のNHKニュースで、「スパコン「富岳」神戸 理化学研究所で本格稼働」とありましたね。

今までのニュースで流れていたマスクシュミレーションは準備運動だったんですね。

やはり建築系のものとしては災害シュミレーションなどのまちづくりの分野に使われないかなあと期待してしまいます。

現時点では、スーパーコンピューターの世界ランキングで、計算速度など4つの部門で世界一となっているとのことなので、そういう負荷のかかる計算をするにはこの富岳なんでしょうね。

とはいえ、最近たちあがったPLATEAUなんかのニュースをみていると、究極は3D都市モデルとして都市と同じものを仮想空間内でつくって、その建物の中で気象災害なりマスクなりのシュミレーションするとかいうことになるのかもしれないですが、そこにいきつくにはやはりたいへんそうですね。

ニュースを読んで思わず壮大なことを考えてしまいました。(笑)







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仮想空間ハイパーICCを体験してみる








写真1

CGの階段つくってみました・・・。

というのは冗談です。(^^)
いま、ちょうど初台のICCにて「多層世界の中のもうひとつのミュージアム――ハイパーICCへようこそ」なるオンライン展示が(サイトで?)14日までやっているんですよ。
写真1はそれ関係のCGで、「ハイパーICC」なる仮想空間の中のICCにて、現実にあるICCの階段をCG化されていたものをパソコン操作で自主的にスクリーンショットしてみたものですね。
要はゲームででてくるいち場面を撮ってみたという感じですかね。
一般的に言えば。

ハイパーICCの機能


写真2

ちなみに、ハイパーICC内でも、仮想空間の中のICCの風景を撮れる機能はついていて、写真2はその画像です。

こちらはパソコン上での自主的にやるスクリーンショットではなく、ハイパーICC内に仮想の自分がいて、それがスマホをポケットから取り出して、仮想空間のスマホの写真機能でパチリと撮る(言葉でいうとややこしいですが)いう作業までやるという流れですかね。

そして、その画像はきちんと保存されて自分のパソコン内に残されているというわけです。

とりあえず、そのほかにもいろいろ遊べることはありそうなのですが、なにぶん昨日、ハイパーICCを体験できるアプリをmacに入れたばかりなので、今日時点でできているのはこれくらいです。

なおハイパーICCとはなんぞやと思った方は、上記でリンクしているICCのサイトでも読んでみてください。

ICCでのリアル展示


写真3

ちなみに初台のICCでは現実空間でのリアル展示もやっていて、それについては先月ふらりと所要ついでに立ち寄ったら、空いていて予約なしでも見られました。

写真3は展示室入口の看板です。

内容についてはいろんなサイトでも触れられているので、ここではあえて書きませんが、さすがにコロナ渦ということもあり、会場は感染対策きちんとやられていましたね。

ということで最近更新をさぼっていたので、とりあえず最近の報告がてらでした。









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2021年と「Oracle」







昨年はたいへんな状況でしたが、今年はよくなるといいですね。

さっそくですが、このブログについては、まあ更新状況もこんな具合だし、他の活動との兼ね合いもあるのでまあぼちぼちと続けていきたいなあと思っています。

ただ今年はもうすこし楽観的な気分で書きたいなあとは思っていますけど。

あとarchiclue.のほうについては、気がつけばこのブログとは違ってほぼ毎日更新しているというのは個人的には驚きですね。

ちなみにお知らせブログでもそのうち書くとは思いますけど、1ヶ月のアクセス数のほうが、先月は26万台、11月は27万台と昨年と比べると倍の結果となっています。

建築やまちづくりに関わる話題ばかりとりあげさせてもらってますが(自作の写真や地図もありますけどね)、それでもこれだけみてくださっていると思うとやはりついつい更新してしまうというのが今の気持ちです。

見てくださっている方々には感謝です。

またarchiclue.では、昨年から環境系の話題もけっこう取り上げています。

今までもそれなりにニュースで環境の話題が出ていたときは取り上げていたと思うのですが、やはり昨年のあれ(あえて言いません。ハリーポッターでいう「あのひと」と同じ感じで)の影響も強いと思います。

特にあの緊急事態宣言のときは、日本中の活動がいっせいに止まり、身近なところでは大気というか空気がきれくなったという話もありましたが、外を歩いていても緊急事態宣言前と比べて風が毎日強く吹いているなあと感じることが多かったんです。

そんな時期に、50キロ弱の道のりを自転車で走っているときに、風の音にまぎれて地球の声を聴いたような気がしたときから、地球のことをもっと知りたいと思うようになり、そんなこんなで今にいたるという感じですかね。(けっこうまじめです。笑はいれませんよ)

とにかくいろいろな環境系のニュースをみるたびに、僕の勉強不足というか知らないこともたくさんでてきて日々勉強になっているという感じです。


写真

最後は、ああいう状況だったこともあり、自発的に美術館などに行く気分でもなかったのですが、先月たまたま所用で近くを通ったときに、表参道のGYRE GALLERYで開かれていた名和晃平さんの個展「Oracle」を見てきました。
写真はそのときのものです。
ああいう場所でしたが、当日は時期も時期だけにギャラリー内には僕一人だったのでじっくりみることができました。

とりあえずご報告までに。

では今年もよろしくお願いいたします。







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部屋の整理とイケア







最近は、あれですね。
古い本をすこしずつ手放しているので、空きスペースが次々とできて、そのたびに室内レイアウトが気になってしまい空き時間ができると部屋の整理をしてしまいますね。
おかげでブログなどの記事を書く時間までそちらにまわしてしまうことも多くなりがちだったので、このブログもすこし更新が滞ってしまいましたよ。
でもまあ処分(といってもきちんとリサイクルされるような方法でという意味ですが)のほうも先が見えてきたので、またおいおいこのブログも含めて更新頻度あがるかもしれないです。
と言いつつも、そろそろ年末で大掃除のシーズンなので、それもしないとですな。
なかなか悩ましい毎日ですね

写真はおまけがてらですが、原宿のイケアで撮ったものです。
最近イケアに行くともっぱら空きスペースに置く小物だったりキッチンで使う小物を買うことが多くなりましたね。
使うたびにいろいろな気づきが得られるので楽しいですよ。

またそのことはここで書くかもしれないですし、書かないかもしれません。(笑)

そういえば、1週間ほど前に渋谷のイケアがオープンしたみたいなので、そちらもそのうち行きたいなあ。

ということで今回はさらりとでした。







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デロリアンと環境







今日(10月21日)は 「バックトゥザリサイクルの日」だそうです。

調べてみると、映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』に登場する車「デロリアン」に由来する記念日のようですね。

デロリアンはごみを燃料にした車型のタイムマシーンというのは知る人ぞしることですが、劇中、そのデロリアンが到着する未来が2015年10月21日であることから、その10月21日を「ごみがごみでなくエネルギーに生まれ変わる日」として上記の記念日としたとのこと。

ちなみに、2015年10月21日の第1回記念日には古着などをバイオエタノールに変えた燃料で実物デロリアンの走行イベントが開かれたことも有名ですよね。


写真1

せっかく話題にでたので、8年前にお台場で撮ったデロリアンの実物大(模型?車?)の写真など。(写真1)

今もあるのかどうかわかりませんが、当時はこんなものもあったんですよね。

当時はコンデジで撮っていたので、室内で暗めということでぶれぶれですが。。

でもこの無邪気な写真をみると、この数年で写真の知識とスキルは一気に深めることもできたのだなあとも思えるし、今回の決断の一員にもなりそうなので、あえて載せてみることにしました。







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今日は、屋外広告の日







ごぶさたしております。

タイトルにもありますが、9月10日の今日は「屋外広告の日」とのことみたいですね。
屋外広告といえば、このブログでも”ポスター採集 ”と称して屋外の広告看板などをこれまでも取り上げてきました。
最近は更新をさぼってましたが、屋外広告については時々このコロナ下でも採集していまして、ここで書いておきたいことはなにげにあるんですよ。
そんなわけで、コロナ下の中でモチベーションだだ下がりでしたが、これからはポスター採集ネタを気持ちの糧にしつつ、ぼちぼちと再開していこうかなと思っています。


写真1

では久々の更新として代官山蔦屋で見つけたものでも。
いちおう外からしか見えない広告です。
ドイツの筆記具メーカーLAMYの広告みたいでしたね。
ある意味一石二鳥という感じですが、これって屋外広告に入るんですかね?

ポスター採集20









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イケアでみつけたクリスマスツリーと家型ランタン。







イケアでみつけたクリスマスツリーと家型ランタン。
シンプルすぎてなんか建築模型みたいだったので、この前おもわずメモがわりに撮っておいたんですが、せっかくなのでこの機会に。? 
イケアの公式HPみると、クリスマスツリーのほうは「VINTERFEST ヴィンテルフェスト」、家型ランタンは「VINTERFEST ヴィンテルフェスト」という名前がつけられていました。
ちなみにこれらの小物はイケアらしくすべて固定されていました。
あと、この時、家型ランタンは買わなかったのですが、別のデコレーション照明を買ったら、6時間たつと自動で消えるタイマーなんてのもついていました。この機能にはなにげにびっくりしつつも、実は他のイケアの商品でもいざ使ってみると、今の照明だけに限らず見た目だけではわからなかったちょっとした使いやすさや使い手のこと考えたつくりとなっていたりして、値段の割にほほーと思うことが多いですかね。
しかも無印良品なんかと比べると、世界中で大量生産そして販売されているためか、同じような機能積んでいるものなら下手すると3分の1くらい安いかなあという実感があります。
世界展開おそるべしと勝手ながら思っている今日このごろです。(笑)
それはさておき、まあこの時期にイケアに行くと、いろいろと日本のインテリアショップとはひと味違ったクリスマス関連の小物もたくさん売られていて、おもしろいですかね。

ということで、いろいろ話が脱線してしまいましたが、よいクリスマスをお過ごしください。







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