今回は中野区役所や中野サンプラザがある中野駅新北口駅前エリアにて現在、大規模な再整備プロジェクトが進行中ということで、このまえ現地を歩く機会があったので、現況と再開発計画の概要についてふれてみたいと思います。
[中野サンプラザの現状]
写真1
2024年6月現在では、写真1のとおり、まだ建物は残っていましたね。(写真1)
ただ、中に人がいる気配はありませんでした。
さよなら中野サンプラザクロージングムービー
正確には2023年7月2日に中野サンプラザは営業を終えたんですね。
youtubeにて、「さよなら中野サンプラザクロージングムービー」という2023年7月15日から17日に開催された「さよなら中野サンプラザ感謝祭」で上映された動画が公開されていました。
うるうる。
[中野サンプラザの将来]
出典: PR TIMES
PR TIMESでも中野駅新北口駅前エリアについて告知しているページ「中野サンプラザを含む中野駅新北口駅前エリアにおける市街地再開発事業「中野四丁目新北口駅前地区第一種市街地再開発事業」都市計画決定のお知らせ」があったので、そこから引用させていただきました。
左側は、駅前再開発のポンチ絵(構想図)で、右側が将来の予想図(外観パース)ですね。
なるほど。
あとは遠くに山並みも描かれてますけど、こちらは富士山のようですね。
なので、予想図(外観パース)は今回の再開発エリアの北東側にある中野ブロードウェイ側からみたもののようですね。
てっきり、中野駅側から見たものとぱっと見は思ってしまいましたけど。
計画内容については、PR TIMESの一文を抜粋させていただくとですね、
『中野サンプラザや中野区役所の敷地を含む2ヘクタールを超える大規模な敷地において、同エリアの象徴的な存在である中野サンプラザの機能を再整備し、ホール・オフィス・住宅・商業・ホテルなどで構成される複合施設を開発する事業です。』
とのこと。
中野サンプラザにはホテルも音楽ホールもあったので、この機能をバージョンアップさせるということみたいですね。
楽しみです。
[多目的ホールについて]
出典: PR TIMES
PR TIMESの記事では、中野サンプラザの後継となる多目的ホール(およびオフィス・住宅棟)のイメージパースをありました。
左側の外観イメージパースは、中野ブロードウェイ側からみたものなので、多目的ホールは駅から離れた場所にできるようですね。
概要については『2023年7月2日に閉館した中野サンプラザのDNAの継承・発展のため、新たな「文化の聖地」として臨場感や一体感が感じられる、最大7,000人規模の「多目的ホール」を整備します。』(PR TIMESからの引用)とのこと。
7000人規模といわれてもピンとこないので、都内で規模の近いホールを調べてみると東京国際フォーラム・ホールAが約5000席、東京体育館・メインアリーナが約9000席で、この中間あたりの大きさのホールということみたいですね。
[中野区役所の旧庁舎の現状]
写真2
2024年6月現在では、中野区役所の旧庁舎はまだ残っていましたね。(写真2)
ただし、中野区役所はすぐそばにある新庁舎に5月初旬に移転したこともあり、人の気配は感じなかったですね。
[再開発後の立体的な歩行者ネットワークと広場]
出典: PR TIMES
中野区役所の旧庁舎があったあたりには、交通広場や複合施設に直結する歩行者デッキおよび立体的なアトリウムができるようです。
今の駅前も中野サンプラザの音楽ホールとの関連なのか、ままゆったりとしていますが、さらに広々とした空間になるのかもしれないですね。
以上、中野駅新北口駅前エリアの現況と再開発計画の概要についてでした。
今後も、中野駅前の進行状況については見守っていきたいと思います。
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