建築名:旧清水家住宅書院
設計:清水建設(復元)
施工:清水建設(復元)
竣工:1910年頃、2013年(移築復元)
住所:東京都世田谷区玉川1-16
写真データ:2021/10、2023/02
※「旧清水家住宅書院」は、明治時代の風情を色濃く残す貴重な建築物。この書院は、もともと1910年頃に台東区中根岸に建てられたもので、1919年に世田谷区瀬田の清水家屋敷に移築され、その後、2013年に現在の二子玉川公園内に再度移築復元され、現在に至る。
移築復元工事は、清水建設が社会貢献事業の一環として取り組み、伝統建築の継承とともに耐震補強を加えて復元した。
建物は、十一畳の「書院の間」と五畳の「次の間」からなる小規模な間取りで、寄棟造りの桟瓦葺き。
※世田谷区登録有形文化財(近代和風建築の特徴をよく残す建物であること。明治末から昭和初期にかけて、国分寺崖線に沿って多く存在した別邸の建造物として希少であり、地域を特徴付けた歴史的な価値などが評価された。)
地図
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関連リンク:
→ 旧清水家住宅書院(きゅうしみずけじゅうたくしょいん) _ 世田谷区ホームページ
→ 【第4回】旧清水邸書院復元 _ Photo Gallery「the 現場」 _ 清水建設
関連動画:
区内文化財紹介動画(旧清水家住宅書院)(youtube/SetagayaCity)
■内容紹介(youtubeより抜粋)
区立二子玉川公園の帰真園にある区登録有形文化財(建造物)「旧清水家住宅書院」及び当該建造物の外観を撮影し、「旧清水家住宅書院」等の文化財紹介動画を制作しました。