まえに、雑誌『室内』をぱらぱらと読んでいて、専門用語について、あちこち話をひろげて語っているページを、たまたま見つけたんですよ。
手元にある、1997年6月号には、「言葉のいずみ」と「建築用語漫歩」なるページが該当するわけなのですが、これがまたおもしろくて。(汗)
あえて、あげてみると、「言葉のいずみ」のほうのページに、“風呂と湯”や“ベッド”というあまりに基本的な用語について、解説なのかコラムなのかよくわからない話の展開がひろがっていて、思わず、(笑)、でした。
なんというか、これ、以前、赤瀬川原平さんの『新解さんの謎』という文庫本の最初のほうの“新解さんの謎”の項での言葉あそびというか言葉探検というか、そういう話の展開とちょっと似ているかもなあと推理しつつ、そう思うと、今度は、手元にある数冊の専門用語辞典のほうも、いくつかをぱらぱらと眺めていたら、けっこうこれがまたおもしろいんですよ。
そして、さらに、家の本棚をあさってみると、なんと学生時代に買っていた専門用語辞典でもある、岩波書店から出版されている『建築学用語辞典 第2版』なるものも手元に実はずっと昔からあったりしたことに気づき、これまた、ぱらぱらしてみると、以外と知っているようで知らなかった建築言葉が満載でした。
そんなこともあって、そういう話のはしっこを、ちょくちょく、このブログ上で、できればいいかなという考えが、ふと思い浮かび、せっかくだから専門以外の人でもわかるというか楽しめるような話の展開も(できるかどうかわかりませんけど)考えながら、どうころぶかわかりませんけど、不定期ではじめてみようかなと思っています。
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