和歌山県かつらぎ町、標高450mの盆地に広がる「天野の里」。日本の里百選にも選ばれたこの静謐な風景の中心に、世界遺産「丹生都比売神社」は鎮座しています。
今回参照したyoutube動画「【若一調査隊】高野山の原点とも言える神仏習合の聖地 和歌山の世界遺産「丹生都比売神社」を徹底調査!」(読売テレビニュース)では、この社の歴史と、弘法大師空海による高野山開創との深い関わりが詳しく解説されています。実は、高野山を根本道場として開く際、空海を導いたのはこの社の神の使いである「白と黒の二頭の犬」だったという伝承があり、今もなお、高野山の僧侶が修行の節目に参拝に訪れるなど、神道と仏教が共生する稀有な空間が維持されています。
また、かつて高野山が女人禁制だった時代、この社は女性たちが祈りを捧げるための重要な拠点でした。北条政子が寄進した多宝塔の遺構など、高野山と深く関わりながらも、女性を受け入れてきた慈愛の歴史が今も境内の空気に溶け込んでいます。
建築的な視点で見ると、淀殿が寄進したとされる美しい「太鼓橋」や、神仏習合を象徴する「両部鳥居」が、訪れる者を聖域へと誘います。さらに、国の重要文化財である楼門の奥に並ぶ「四社の本殿」は、一間社春日造りとして日本最大級の規模を誇り、朱塗りの装飾が周囲の緑に鮮やかに映えます。
空海以前からこの地を守り続けてきた地主神。その空間構成と信仰の重なりは、現代の都市や建築が忘れかけている「場」の力を再認識させてくれます。
【若一調査隊】高野山の原点とも言える神仏習合の聖地 和歌山の世界遺産「丹生都比売神社」を徹底調査!(youtube/読売テレビニュース)
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丹生都比売神社




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