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大阪ビル火災 中間報告|不燃材不使用・バックドラフト・複合的延焼経路が影響

大阪・ミナミの象徴とも言える道頓堀。その賑わいを彩る巨大な屋外広告が、あの日、火災を拡大させる「導火線」となってしまいました。2025年8月に発生し、尊い消防隊員の命が失われたビル火災について、大阪市消防局事故調査委員会による中間報告が公表されました。

本件は、道頓堀川沿いの複合用途ビル「田舎そばビル・イナカ会館」を中心に発生し、消防活動中に行方不明となった消防職員2名が殉職した重大な事故です。

報告によりますと、出火は西側建物敷地内の地上付近で発生し、屋外看板や木製工作物、エアコン室外機などの可燃要素を介して急速に上方へ延焼しました。特に、建物外壁に設置されていた屋外看板の一部には、建築基準法で義務付けられた不燃材料が使用されておらず、防炎製品ターポリンや難燃アルミ複合板などが混在していたことが延焼拡大の一因とされています。

東側建物5階では、窓やウインドエアコンが焼損し、火炎が室内へ侵入しました。可燃物の多い室内では火勢が急激に拡大し、一時的な酸素不足の後、扉開放によってバックドラフトが発生。火炎と熱気は室内階段を通じて6階へ到達し、消防隊の退路を奪ったと分析されています。

調査では、屋外看板の材質や設置状況、建物と看板の隙間、室外機の燃焼、複雑な内部構造、情報共有の遅れなど、複数の要因が重なり被害が拡大したと指摘されています。今回の中間報告は、事故の全体像を把握するうえで重要な資料となっています。

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参考記事(外部リンク)

大阪市:報道発表資料 大阪市中央区ビル火災事故調査中間報告(概要)の公表について

関連動画


【大阪・道頓堀火災】中間報告 屋外広告に不燃材料使われず・バックドラフト現象(youtube/大阪NEWS【テレビ大阪ニュース】)

archiclue.の関連リンク

地図

道頓堀の火災現場

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