年間300万人以上が訪れる日本屈指のスノーリゾート、新潟県湯沢町。今、この町で「夕食弱者」と呼ばれる観光客が急増していることをご存知でしょうか。
スキーリゾートで“夕食弱者”急増「土日は400~500組断るような状態」 “泊食分離”推進も飲食店不足 新潟・湯沢町(2025/2/13放送)(youtube/FNNプライムオンライン)
先日公開されたFNNのニュースによると、週末の湯沢町では飲食店に長蛇の列ができ、中には一晩で400組以上の入店を断らざるを得ない居酒屋もあるといいます。驚くべきことに、食事場所を見つけられず、駅のトイレでコンビニ弁当を食べる観光客の姿まで目撃されています。
この問題の背景には、リゾート地特有の構造的なジレンマがあります。 宿泊施設では経営者の高齢化により、食事提供を止めて「泊食分離(素泊まり)」へ舵を切る動きが加速しています。しかし、受け皿となるはずの飲食店側は、冬以外の閑散期の集客が難しいため、安易に店舗を増やせないのが実情です。
archiclue.でも注目している「街の動線」や「エリアマネジメント」の観点から見ると、この需給バランスの崩壊は観光地の持続可能性を脅かす深刻なサインです。動画内では、宿の部屋で楽しめる「テイクアウト」の拡充が解決策の一つとして挙げられていました。
華やかなスキーリゾートが、誰もが安心して夜を過ごせる場所であり続けるために。今、ハード(建物)だけでなく、食の提供というソフト面での街づくりの再構築が求められています。
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