大阪・西区にある「大地震両川口津浪記(だいじしんりょうがわぐちつなみき)」。170年前の安政南海地震の惨状を伝えるこの石碑には、「時々墨を入れ、碑文を読みやすくして後世に伝えてほしい」という先人の切実な願いが刻まれています。
テレビ大阪が公開したニュース映像「【170年前の警告】墨で受け継ぐ命のメッセージ 海抜ゼロメートルの危険に備える」では、この教訓を現代に繋ぐ地域の人々の姿と、海抜ゼロメートル地帯が広がる大阪の現在地を報じています。
【170年前の警告】墨で受け継ぐ命のメッセージ 海抜ゼロメートルの危険に備える(youtube/大阪NEWS【テレビ大阪ニュース】)
かつて1万人以上の犠牲者を出した約170年前の安政南海地震の津波。石碑の文字に墨を入れ続けるという営みは、単なる伝統行事ではなく、生存のための「アップデート」です。現在、大阪市内では100万人以上が海抜ゼロメートル地帯に居住しており、南海トラフ地震では最大3メートル超の津波が想定されています。
映像では、揺れを検知して自動で解錠される避難所用キーボックスの導入など、ハード面の備えも紹介されています。先人の警告を「墨」でなぞり直すように、私たちも現在のリスクを正しく認識し、足元の避難経路を再確認しておく必要がありそうです。
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「安政大津波」の碑・大地震両川口津浪記




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