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乃木神社の社殿/港区赤坂

乃木坂を歩いたときに、乃木神社も立ち寄ったので、今回はそのときのことでも。


写真1

鳥居をくぐりつらつらと奥に行くと社殿が見えてきました。(写真1)
開門時間の17時ぎりぎりだったので(乃木神社の開門時間は午前6時から午後5時)、日没時間が過ぎていたこともあり、あたりは暗くなりだしていて、なかなか珍しいライトアップされた社殿の風景が見られましたね。
夏であればまず見られない風景ですし、なんといっても年明け前のそわそわした感じが乃木神社全体をつつんでいて、そういうことも含めて今回は興味深い訪問になったかもです。

ちなみにこの社殿は、建築家の大江宏氏が設計し、1962年にできた建物だそうです。
ただ1962年といえば新しいと思うのですが、それもそのはずで今あるのは再建された姿ということみたいですね。
よく書店に並んでいる建築マップ系の本なんかには載っていないことも多いので知らない方も多いかもしれないですけど。

あとは、写真1の中央右側に見えている授与所も最近(2019年)リニューアルされたみたいですね。
これは来年(令和5年ですね。もう明日からですけど、笑)、御鎭座100年を迎える乃木神社の奉祝記念事業の一環としてのもののようです。
なお調べた感じでは、インテリア系デザイン事務所の「イド」が手掛けたとのこと。

乃木神社けっこう、デザインに注力されてますね。(^^)


写真2

あとは社殿の隣(写真1でいえば社殿の右側)には、宝物殿もあるんですが、これも実は建築家の設計による建物で、なんと大江宏氏の息子である建築家の大江新氏と大江昭氏による設計とのことみたいです。(写真2)
ということは、初代の社殿(1923年(大正12年)に完成、のちの1945年(昭和20年)の空襲により消失)は、大江宏氏の父親である大江新太郎氏が設計しているので、3代で乃木神社の建物の設計にかかわっていたんですね。
びっくりですね。(^^)


写真3

最後は乃木神社境内奥にある正松神社に向かうための通路をぱちりと。(写真3)
宝物殿の脇か中を通っている通路で、赤の絨毯がひかれていて、木造の屋根も印象的でしたね。
ちなみに、写真3の背後に正松神社があるのですが、この神社には乃木将軍が師事した玉木文之進と、その甥の吉田松陰が祀られているという印象深い神社でもあるんですよ。

ということで、今回は昨日のニュースでも流れていましたが、建築家の磯崎新氏が亡くなられたということで(合掌🙏)、生前、氏の事務所がこの近くにあったことや氏の書籍(磯崎新と藤森照信のモダニズム建築談義)の中で、この乃木神社のことを建築的に評価しているとのことが書かれていたことなどから、磯崎新氏とは直接関係ない建物といえばそれまでなのですが、そんなことも含めて散歩しながら思い出していたので、最後にふれてみたということで、今回はこんな感じです。

地図

乃木神社

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→ 乃木神社 | 安産祈願・厄祓・結婚式は東京・乃木坂の乃木神社

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