石川県白山市の静かな街並みに佇む「中出邸」は、建築家・近藤哲雄氏が手掛けた、時間とともに「育つ」二世帯住宅です。
特筆すべきは、その成り立ちにあります。鉄骨造という現代的な構造を採用しながら、モジュールはあえて木造に近い一間(約1.8m)を採用。これは、大工である施主の父と共に、住みながら内部を作り替えていくことを前提とした設計だからです。
新建築住宅特集2016年12月号 中出邸|近藤哲雄建築設計事務所(youtube/新建築社)
動画内で近藤氏は、周辺環境や家族の変化を「遮断するのではなく、一つひとつ丁寧に応答したい」と語ります。 1階は地域に開かれた縁側のようなリビングを配し、2階は古い建具を再利用した柔らかな居場所を創出。 どこからでも出入りできる木製引き戸の開放感は、住人の活動が街へと溢れ出し、環境と一体化する豊かな風景を予感させます。
完成がゴールではなく、家族の手で更新され続ける「未完の美学」が、ここには息づいています。建築が環境と溶け合い、暮らしが街の一部になっていく過程を、家族の手で更新され続ける「未完の美学」が、ここには息づいています。建築が環境と溶け合い、暮らしが街の一部になっていく過程を、ぜひ動画と共にご覧ください。
※2017年度 JIA 新人賞作品
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