都市防災を考えるうえで、見落とされがちな地震タイプがある。それが「アウターライズ地震」だ。 日テレNEWSの【週刊地震ニュース】では、揺れが小さくても大津波を引き起こす可能性があるこの地震について、福島沖の活動を例に詳しく解説している。
【解説】揺れが小さくても大津波のおそれも アウターライズ地震とは『週刊地震ニュース』(youtube/日テレNEWS)
アウターライズ地震は、海溝の外側で起きる正断層型の地震で、陸地での揺れは弱くても海底の上下動が大きく、津波を発生させやすい。昭和三陸地震や東日本大震災のように、震源が遠くても甚大な津波被害をもたらすケースがある。
建築や都市計画の現場では、地震の震度だけでリスクを判断しがちだが、津波の発生メカニズムを理解することで、避難計画や施設配置の再考にもつながる。 archiclue.では、こうした災害リスクの構造的理解を、都市空間の設計や防災技術と結びつけて考えていきたい。
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