2025年10月7日に開業した「キャプション by Hyatt 兜町 東京」が、2025年度グッドデザイン賞を受賞した。平和不動産が日本橋兜町・茅場町エリアで進める街づくりの一環として開発された本ホテルは、木造柱・梁を外部から認識できる構造や、客室内に露出した木材フレームなど、ハイブリッド木造による都市型ホテルの新たな可能性を提示している。
出典: PR TIMES
審査では、木質構造を宿泊施設に採用した希少な事例として、都市空間における木の魅力の発信と、街の変化を促す起点としての役割が高く評価された。ホテル中央には「Talk Shop」と呼ばれるソーシャルハブが設けられ、旅人と地域が交差する場として機能している。
兜町という金融街の歴史を背景に、都市の再編と空間の再定義を試みる本プロジェクトは、建築的な挑戦と社会的な接続性の両面から、デザインの公共性を問い直すものとなっている。
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キャプション by Hyatt 兜町 東京
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