渋谷の東急百貨店本店跡地にて渋谷アッパー・ウエスト・プロジェクトが進行中ということで、このまえ現地を歩く機会があったので、現況と再開発計画の概要についてふれてみたいと思います。
[東急百貨店本店跡地の現状]
写真1(運営人撮影)
2024年7月末現在の東急百貨店本店跡地の様子です。
この地にあった東急百貨店本店の建物はすっかりなくなっていました。
奥にあるBunkamuraの壁面が生々しかったです。
写真2(運営人撮影)
現地にあった建築計画の看板です。
着工は2024年7月上旬とあったので、写真を撮ったときはもう始まっていたんですかね。
なお今日調べた限りでは着工したというニュースを見つけることはできませんでした。
[ 渋谷アッパー・ウエスト・プロジェクトとは?]
渋谷アッパー・ウエスト・プロジェクト [(仮称)Shibuya Upper West Project ] は、東急百貨店本店跡地(東京都渋谷区道玄坂2丁目)に位置する大規模再開発計画です。このプロジェクトは、東急株式会社、L Catterton Real Estate、株式会社東急百貨店の3社が共同で推進しており、地上34階、地下4階、高さ155.8mの大型複合ビルを新設します。このビルには、商業施設、ホテル、賃貸住宅、美術館などが含まれ、渋谷の新たなランドマークとなることが期待されています。
[今後について]
渋谷アッパー・ウエスト・プロジェクトは2024年7月に着工し、2028年3月に竣工予定です。再開発に伴い、隣接する複合文化施設「Bunkamura」は一部休館し、プロジェクトの完成と同時に再開業する予定です。また、環境とサステナビリティに配慮した設計が施され、国際的な認証の取得も目指しているとのこと。
[設計者は?]
渋谷アッパー・ウエスト・プロジェクトの設計は、日建設計と石本建築事務所が担当しています。さらに、デザインアーキテクトとしてノルウェーの建築・デザイン事務所「Snøhetta(スノヘッタ)」が起用されています。
[渋谷アッパー・ウエスト・プロジェクトの将来イメージ図]
出典: PR TIMES
渋谷アッパー・ウエスト・プロジェクトの遠景イメージ図がプレスリリースにて公開されていました。
渋谷駅上空あたりからの眺めのようです。
地上34階で高さ155.8mの大型複合ビルということで、遠くから見てもかなり目立ちそうですね。
出典: Snøhetta
Snøhetta(スノヘッタ)の公式ホームページから引用させていただきました。
こちらは、低層部のイメージ図で、アングル的には写真1と同じ場所から見ているようです。
なぜ雨のときのイメージなのかは不明ですが、大型ビジョンも併設されていて印象的な場所になりそうな雰囲気ですね。
出典: PR TIMES
フロア図も公開されていました。
低層階に商業施設や美術館、中層階はホテル、上層階には賃貸住宅が入るようですね。
なお中層階のホテルには「ザ・ハウス・コレクティブ(The House Collective)」が出店するとのこと。
出典: PR TIMES
The Sanctuaryのイメージ図も公開されていました。
フロア図でいえば、低層階と中層階の間のところのようです。
屋上庭園みたいなところなんですかね。
なおフロア図では高層階の屋上部分にもなにか樹木が描かれていますけど、こちらはどういう扱いになるのか気になるところですね。
以上、渋谷アッパー・ウエスト・プロジェクト [(仮称)Shibuya Upper West Project ] 計画地の現況と再開発計画の概要についてでした。
今後も、渋谷アッパー・ウエスト・プロジェクトの進行状況については見守っていきたいと思います。
地図
関連リンク:
→ 渋谷の新たなランドマーク“Shibuya Upper West Project”が2027年度竣工に向け始動 _ 東急株式会社のプレスリリース PR TIMES
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